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中小規模事業所における仕事とがん治療の両立支援者に対する遠隔教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K10796
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

佐藤 真由美  国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (40375936)

研究分担者 佐藤 禮子  東京通信大学, 人間福祉学部, 名誉教授 (90132240)
大谷 喜美江  四日市看護医療大学, 看護医療学部, 准教授 (30507843)
町田 貴絵  東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (40793534)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード仕事とがん治療の両立支援 / 中小規模事業所 / 両立支援担当者 / 遠隔教育プログラム開発 / 倫理的視点 / 両立支援者 / 遠隔教育プログラムを開発
研究開始時の研究の概要

中小規模事業所における仕事とがん治療の両立支援者に対する遠隔教育プログラム開発は、、1)遠隔システムを利用した対話型(双方型)教育プログラム、2)倫理的視点を加味した教育プログラム、3)法律に関する講習を加味した教育プログラムである。
中小規模事業所における仕事とがん治療の両立支援者に対する遠隔教育プログラムを開発し、広く一般化することはがん患者のみならず、社会に与える貢献度が高い研究であると考える。

研究実績の概要

2023年度は、以下について実施した。
1)文献レビュー:がん治療と仕事の両立支援に関する国内外文献レビューを実施し、その結果をまとめている。文献レビューでの成果は、2024年度に関連する学会で発表することを予定している。国内外共に大規模事業所においては産業保健師や医師等医療体制が整備されており、労働者の状況に応じて適切な労働環境を提供することが可能な状況である。しかし、中小規模事業所においては未だ十分な対応は出来ていない。
2)がん治療と仕事の両立支援に関する情報収集:関連する学会、および研修会等に参加し最新知見の情報収集を実施した。その成果は、今後考案する介入プログラム内容に反映させていく予定である。中小規模事業所においても問題意識を持ち、問題を解決しようとしている事業場も見受けられる。成功事例を広く世の中に周知することにより問題を解決、軽減させることに貢献することが出来ると考える。その為には、周知方法等を検討する必要があると考える。
3)インタビュー調査の準備:中小規模事業所においてがんと仕事の両立支援担当者に対してオンラインでインタビューガイドを用いた半構造化面接調査を実施し、質的帰納的に分析することついては、倫理審査申請後計画が中断している。中断していることについては、2024年度状況が改善次第インタビュー調査を実施し、結果の分析及びその成果を関連する学会での発表や論文としてまとめ関連する学会誌への投稿を予定している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

インタビュー調査においては、新型コロナウイルス感染症が5類に移行した後、業務が多忙になったことによりインタビュー時期を後ろにずらして欲しいという依頼が数件寄せられた。また、発熱等の症状を訴える従業員が散見されているという事であった為、開始時期を後ろに修正した。
2023年度に実施した国内外の文献レビューのまとめ、学会や研修会の参加により得られた成果や知見をまとめている。こちらに関しても遅れ気味ではあるが、実施をしている。
学会や研修会は対面、ハイブリッド、オンライン等形式は様々であるが、対面が増加してきたことによりがん治療と仕事の両立支援に関する研究に携わっている者、または両立支援担当者との情報交換が出来るようになってきた。今後も積極的に学会や研修会等に参加して更に最新知見の情報収集および意見交換を実施する予定である。
業務が多忙であること、家族の発病やその後在宅で介護をする必要が生じたため、更に研究が遅れてしまった。

今後の研究の推進方策

2024年度には、以下のことを予定している。
1)2023年の研究成果の公表:1)がん治療と仕事の両立支援に関する国内外の文献レビュー結果の公表。関連する学会において成果を発表する。
2)中小規模事業所においてがん治療と仕事の両立支援を担当している者へのインタビュー調査の実施及び、分析。得られた成果を関連する学会等で公表する。
3)中小規模事業所におけるがん治療と仕事の両立を支援する遠隔教育プログラム構成要素の抽出およびプログラムの考案:文献レビュー、学会、研修会で収集した最新知見の情報、インタビュー調査で得られた結果等を考慮し、中小規模事業所におけるがん治療と仕事の両立を支援する遠隔教育プログラム案を作成する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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