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がん化学療法を受ける患者の血糖コントロール支援ガイドの作成

研究課題

研究課題/領域番号 22K10799
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関共立女子大学

研究代表者

柏崎 純子  共立女子大学, 看護学部, 准教授 (10644594)

研究分担者 中野 実代子  共立女子大学, 看護学部, 教授 (80364173)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードがん化学療法 / 薬剤性高血糖 / 血糖コントロール / 支援
研究開始時の研究の概要

糖尿病患者、がん患者も増加し、糖尿病患者はがん発症リスクが高く、がんに罹ると高血糖を引き起こしやすい。また、がん治療ではがん化学療法が最も多く、ステロイド薬の使用が多いため高血糖をきたしやすい。高血糖に対するインスリン治療では患者の抵抗感が強く、一方で食事量の低下によって低血糖を招くこともあり血糖コントロールが難しい。本研究では、病棟や外来に勤務するどの看護師でも支援できるような「がん化学療法を受ける患者への血糖コントロール支援ガイド」の作成を目指す。

研究実績の概要

本研究の目的は、がん化学療法を受ける患者に対して病棟や外来に勤務するどの看護師でも支援できるようにがん化学療法を受ける患者への血糖コントロール支援ガイドを作成することである。
これまで、がん化学療法により薬剤性高血糖となった患者への熟練看護師による血糖コントロール支援の技についての文献検討を実施し、糖尿病看護やがん看護に関する専門看護師と認定看護師を対象に薬剤性高血糖となったがん患者の血糖コントロールの支援についてインタビューを実施してきた。
2023年度は引き続きインタビューを実施するとともに、実施したインタビューのデータの一部を初回支援時の情報収集の技に着目し分析を進め、学術集会での発表を行った。初回支援時の情報収集の技として、「病気や治療への思い」「化学療法による身体への影響」「高血糖の症状と影響」「がん治療の経緯とレジメン」「これまでの生活状況」「セルフケア能力」「ステロイドに対する医師の考え」に関する情報収集していることが明らかになり、初回支援時から患者のセルフケアの実施への影響を予測するといった思考を駆使していることが示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID-19の影響による研究協力者の臨床業務の繁忙化と、研究者の本研究のための時間確保が困難であったことによりデータ分析が遅れることとなった。

今後の研究の推進方策

2024年度は研究者のエフォートを確保し、研究協力者と日程調整を図り、インタビューデータのデータ分析を進め、学術集会での発表の準備を行っていくとともに、支援ガイドの原案作成を進めていく予定とする。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 薬剤性高血糖となったがん患者への熟練看護師による血糖コントロール支援の技 -初回支援時の情報収集に着目して-2023

    • 著者名/発表者名
      柏崎純子 中野実代子
    • 学会等名
      第28回日本糖尿病教育・看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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