研究課題/領域番号 |
22K10806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
上田 伊佐子 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90735515)
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研究分担者 |
太田 浩子 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 講師 (90321207)
小野 美穂 岡山大学, 保健学域, 准教授 (20403470)
今井 芳枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
雄西 智恵美 大阪歯科大学, 歯学部, 特任教授 (00134354)
小林 郁典 徳島文理大学, 理工学部, 准教授 (90248328)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 女性がんサバイバー / 心理的適応 / アプリ / 介入研究 / 女性性 / アプリ開発 |
研究開始時の研究の概要 |
乳がんや女性生殖器がんの女性がんサバイバーの「女性としての主体性」「ヘルスリテラシー」「ソーシャルキャピタル」をアシストするアプリケーションソフトを活用した看護介入プログラムを開発する。研究者らが開発中の「女性がんサバイバー心理的適応アシスト・アプリ」を用いた効果を心理的適応状態から測定し、コントロール群との比較実験により効果検証する。そのデータをもとに看護介入プログラムの構築および応用化を図る。
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研究実績の概要 |
乳がんや子宮(体・頸)がん,卵巣がんなどの女性がんサバイバーは妊孕性の問題やパートナーとの関係性などの「女性性」に絡む多くのストレスを抱えており、その心理的適応に向けた支援は喫緊の課題である。女性がんサバイバーの心理的適応には「女性としての生き方の拡がり」を得ることが重要である。研究者らは先の研究で「女性としての主体性」「ヘルスリテラシー」「ソーシャルキャピタル」の3つの力をアシストするWebアプリケーションとして「女性がんサバイバー心理的適応アシスト・アプリ」(以下、アプリ)の開発に挑み、コンテンツの体系化とプロトタイプを検討してきた。 アプリのコンテンツを作成し、①こころに気づく、②こころの変動を見る、③点数をUpするためのヒントを得るの3点とした。①の「自分のこころに気づく」は今回尺度開発した「女性がんサバイバーの心理的適応尺度(こころのものさし)」に回答することで、心理的適応状況を点数化することができる。「誰かとつながっている(4項目)」「女性としてくすぶらないでいる(4項目)」「等身大の私でいる(4項目)」「悲観から卒業している(4項目)」の4下位因子からなる。②の「こころの変動を見る」は、①の回答に連動して点数がグラフ化されたものである。過去の点数も表示されるため、女性がんサバイバーは、自分のこころの変動を可視化でき、それを主治医や看護師とのコミュニケーション・ツールとして使用することも可能である。③の「点数をUpするためのヒントを得る」には、インタビュー調査で得られた女性がんサバイバーの生の声をUpした。 アプリのプロトタイプが完成できたことから、今後は本アプリを試用し、アプリの有効性を検証する研究に進む予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
これまで心理的適応をアシストするアプリケーションのコンテンツの体系化、アプリケーションのコンテンツ構想を研究者間で検討し、アプリを開発してきた。COVID-19の影響で、研究協力病院にも立ち入りが禁止され、研究ができない状況があった。心理的 適応をアシストするアプリケーションを活用した介入研究に進んでいないことから、遅れていると判断する。
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今後の研究の推進方策 |
アプリのプロトタイプと作動性の確認ができたことから、今後は本アプリを試用し、アプリの有効性を検証する研究に進む予定である。
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