研究課題/領域番号 |
22K10816
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
菊池 奈津 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (90894808)
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研究分担者 |
西池 絵衣子 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (90559527)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 精神保健教育 / メンタルヘルス / 高校教育 / 精神保健 |
研究開始時の研究の概要 |
精神疾患は五大疾病の一つとして位置づけられ、2022年度より高等学校の保健体育で「精神疾患の予防と回復」の教育が開始される。本研究は、①高等学校の教員や教育委員会の職員が捉える「精神保健教育の現状(精神保健教育に対する認識や認識に影響を及ぼす要因)」を明らかにし、②明らかにされた現状から、精神看護の専門家として協働する可能性も視野にいれ、生徒に精神保健教育を行う教員のニーズにあった最適な介入や具体的な支援方法についての支援モデルを検討する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、高等学校における精神保健教育の現状(精神保健教育に対する認識や認識に影響する要因)を明らかにし、教員のニーズに合った最適な介入や具体的な支援等、教員に対する支援モデルを検討することである。 研究の意義として、高等学校の教員への適切な介入が行われることで、教員の準備性が高まり、生徒への適切な教育につなげていくことが出来るのではないかと考える。また、教員が児童青年期にある生徒に対して適切な精神保健教育を行うことで、生徒が適切な精神保健に関する知識を身に付け、セルフケア能力が高まることで精神疾患を抱えることを予防し、精神疾患の早期発見や早期対応、さらには、精神疾患に対する差別や偏見の減少につながると考える。 令和4年度~令和6年度、3年をかけて混合研究法(アンケート調査、インタビュー) を行うこととし、令和4年度は「高等学校における精神保健教育の現状と支援モデルの検討~WEBアンケート調査~」を研究テーマとし、研究を開始した。 WEBを用いたアンケート調査は、委託業者に依頼し、高等学校に勤務する教員免許を持った教員を対象に行うこととした。調査項目は、1)基本情報、2)精神保健教育に関する認識、3)生徒とのかかわり、4)精神保健教育の体制、5)今後の精神保健教育に対する考えとした。2)では、現在の教員の精神保健教育に関する認識を調査するために、令和4年度改訂の高等学校の保健体育の教科書「新高等保健体育」および「現代高等保健体育」を参考にし、(1)精神疾患の特徴、(2)精神疾患の予防、(3)精神疾患からの回復に分けて調査することとした。 現在、WEBアンケート調査の開始時期を令和5年度に変更し準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究計画当初、令和4年度の研究方法として紙媒体でのアンケート調査を計画していたが、WEBを用いたアンケート調査に切り替え倫理審査を通し、承認された。その後、委託業者に実際の見積もりを取ったところ、令和4年度の予算を超えてしまったため、予算を次年度に繰り越し、次年度の予算が使用できるようになってから調査を開始することとなった。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、まず、令和4年度実施予定であった高等学校に勤務する教員を対象としたWEBアンケート調査を実施する。 委託業者から譲渡されたデータをもとに、精神保健教育に関する認識について記述統計を行い、また、精神保健教育に関する認識に影響を及ぼす要因について、統計ソフトを用いて分析、考察を行う。 そして、アンケート調査の結果をもとにインタビューガイドを作成し、令和5年度実施予定の高等学校の精神保健教育に携わっている教員及び教育委員会の職員を対象としてインタビュー調査を行う。
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