研究課題/領域番号 |
22K10826
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 三重大学 (2023) 岐阜協立大学 (2022) |
研究代表者 |
北 恵都子 三重大学, 医学系研究科, 講師 (50570686)
|
研究分担者 |
中山 奈津紀 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (30454375)
奥村 太志 岐阜協立大学, 看護学部, 教授 (50303649)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | うつ病 / 生理学的指標 / 縦断研究 / 主観的評価 |
研究開始時の研究の概要 |
うつ病は自殺の要因となるため早期発見と経過の観察は喫緊の課題であるが、うつ症状の評価は患者本人と治療者で異なるため、患者の再発や自殺のリスク評価に限界がある。そこで、臨床看護師が外来で活用できるうつ症状を可視化する指標を得ることを目的に、うつ病の入院及び外来患者を対象に、主観的うつ症状と生理学的指標について追跡調査し、主観的なうつ症状と症状の推移を示す生理学的指標を用いた指標を特定する。
|
研究実績の概要 |
本研究の目的は、大うつ病性障害のうつ症状と生理学的指標の特徴および、うつ症状の推移を示す主観的評価と生理学的指標の特徴を明らかにすることである。 2023年度は研究方法の再検討、調査施設のリクルート、倫理審査受審を行い、精神科病院1施設での調査を開始した。入院患者を対象に調査を開始したが、3月31日時点で当初予定していたデータ数は収集できていない。 そのため、さらなる調査施設のリクルート及び外来患者を対象とした調査に関する倫理審査受審を行った。 これまでに収集したデータについては分析を行っている途中であり、うつ病患者のうつ症状の推移を示す主観的評価と生理学的指標の特徴について関連学会での発表準備を進めている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
想定していたよりも対象者が少なく、データ収集のペースが遅れている。 入院となる大うつ病性障害の患者が想定より少なかったこと、研究参加への承諾が断られるケースが少なくないことが理由であると考えている。
|
今後の研究の推進方策 |
今後は対象者の条件を外来患者に拡大し、調査施設も増やす予定である。すでに外来患者を対象とした調査の倫理審査受審を行い承認を得ており、新規調査施設のリクルートと調整も進んでいるため、2023年度よりもデータ収集が順調に進められるのではないかと考えている。
|