研究課題/領域番号 |
22K10858
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 湘南医療大学 |
研究代表者 |
大胡 晴香 湘南医療大学, 保健医療学部看護学科, 助教 (30827019)
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研究分担者 |
片山 典子 湘南医療大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (40612502)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 青年期 / インターネット依存 / メンタルヘルスリテラシー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、青年期にある若者のインターネット依存傾向(以下、IAD傾向)と精神的健康の関連を解明し、精神的不健康傾向にある若者を対象に「IAD傾向におけるメンタルヘルスリテラシー教育プログラム」を構築し、実施・評価をする。さらに有用性を確認した上で、プログラムを開発する。IAD傾向は精神的健康に影響を及ぼし、若者の心身の健康維持は、社会的経済損失の防止に繋がる重要な課題である。将来を担う若者を対象としたMHL教育プログラムを構築することが学術的な意義と言える。
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研究実績の概要 |
米国精神医学会はDSM-5に「インターネット・ゲーム障害」を精神疾患として定め、日本ではインターネット依存者に対する治療が始まっている。インターネット依存者の多くは青年期の若者で精神的健康に影響があると指摘されているが、インターネット依存と精神的健康に介入した研究は見当たらない。そこで本研究は、青年期にある若者のインターネット依存傾向(以下、IAD傾向)と精神的健康の関連を解明し、精神的不健康傾向にある若者を対象に「IAD傾向におけるメンタルヘルスリテラシー教育プログラム」を構築し、実施・評価の実施を目的とする。さらに有用性を確認した上で、プログラムを開発する。 令和4年度(2022年度)の実績は、データベースを用いて文献検索を行い、青年期を対象としたインターネットの使用状況と精神的健康に影響を与える要因を整理した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和4年度(2022年度)研究計画は、国内外の文献検討によりインターネットの使用状況と精神的健康に影響を与える要因を抽出し、自記式質問紙を作成する予定であったが、文献整理で時間を要している。時間を要した理由は、研究代表者の学外ならびに学内業務の負担等が影響し研究を遂行できる時間確保が難しかった。
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今後の研究の推進方策 |
今後は文献整理から自記式質問紙の内容を精選し、令和5年度(2023年度)研究計画に基づき活動する。具体的にはインターネット調査会社を通じて青年期にある若者へインターネットの使用状況と精神的健康の関連を明らかにし、メンタルヘルスリテラシー教育プログラムを作成する。
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