研究課題/領域番号 |
22K10866
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
鶴岡 かほり 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (80912162)
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研究分担者 |
谷口 珠実 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (10258981)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 糖尿病足潰瘍 / サーモグラフィ / 胼胝ケア |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病足潰瘍は、患者のQOL低下や生命予後不良に繋がることから予防が重要である。 本研究は、胼胝を有する糖尿病患者において、足潰瘍予防のために胼胝部の炎症判断を行う事の効果を明らかにし、新たな胼胝ケアの開発に繋げることを目的とした。糖尿病患者が増加の一途を辿る中、胼胝部の状態に着目し足潰瘍ハイリスク患者を判定することにより、日々の診療の限られた時間内でも優先的にケアを行う事が可能になり、糖尿病足潰瘍予防に貢献することが期待される。
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研究実績の概要 |
糖尿病の合併症の一つである糖尿病足潰瘍は、患者のQOL低下、生命予後不良に繋がることから、予防が重要とされており、糖尿病足潰瘍の要因の一つである胼胝が炎症を伴うことにより潰瘍へに繋がることから、胼胝ケアを行うことが重要である。本研究は、サーモグラフィを用いて胼胝部の炎症の判断を行うことによるその後の胼胝部の炎症への効果を明らかにし、胼胝ケアを優先的に介入すべき糖尿病患者の特定を目指した研究である。胼胝部の状態に着目し、足潰瘍ハイリスク患者を判定することにより、糖尿病足潰瘍予防に貢献することが期待される。 初年度は、文献検討、データ収集を予定している大学附属病院の糖尿病代謝内科への研究説明、研究フィールドの見学、研究対象者となる糖尿病代謝内科外来患者の人数把握等、研究方法についての修正、倫理委員会の申請の準備を行った。文献検討では、IWGDF practical Gidelines(2023)や糖尿病患者のフットケア教育に関する文献を中心に行った。当初の計画では、研究対象者のリクルートまでを行う予定であったが、新型コロナウィルスなどの社会的情勢もあり、2023年度に延期となった。次年度は倫理委員会の申請、研究対象者のリクルート、調査を行うための環境・物品を整えデータ収集を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度は、本研究課題の初年度である。新型コロナウィルスによる社会的情勢もあり、研究計画内容の見直しを行った。当初予定していた倫理委員会の申請、研究対象者のリクルートは2023年度に延期となり、遅れが生じている現状がある。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は倫理委員会への申請を行い、研究対象者のリクルート、調査を行うための環境・物品を整えデータ収集を進めていく。
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