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身体的拘束を削減するうえで精神科看護師が抱く安全感に関連する要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K10873
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関神戸市看護大学

研究代表者

関口 瑛里  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (30895313)

研究分担者 船越 明子  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (20516041)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード精神科 / 看護師 / 身体的拘束 / 安全 / 精神科看護師
研究開始時の研究の概要

身体的拘束削減のための取り組みがなされているものの、身体的拘束の実施件数が増加しているという現状が我が国にはある。身体的拘束にあたっては看護師の認識が重要であるとされており、そこには看護師が安全を認識することが含まれることが推測される。しかしながら、その点については十分に検討されていない。
そのため、本研究の目的は、看護師が抱く安全感に関連する要因を検討していく。インタビュー調査(調査1)、アンケート調査(調査2)によって多面的に看護師が抱く安全感に関連する要因を検討していく。

研究実績の概要

身体的拘束削減のためさまざまな取り組みがなされているものの、身体的拘束の実施件数が増加しているという現状が我が国にはある。身体的拘束にあたっては看護師の認識が重要であるとされており、看護師の内面に焦点を当てた先行研究のうち、看護師が安全であると感じられることが身体的拘束や隔離といった制限的手法の使用と関連している可能性が高いということがあるレビューで示されている。しかしながら、身体的拘束を解除するうえで何が看護師にとっての安全に関連するのかについては検討されていない。そこで本研究では、身体的拘束を削減するうえで精神科看護師が抱く安全感に関連する要因を検討することを目的とした。
今年度は、本研究課題のキーワードである「精神科看護師が抱く安全感」に関して文献検討を実施した。文献検討の結果、「安全」のなかでも「心理的安全性」が高いことが身体的拘束の削減において重要であることが推察された。さらに、文献検討の結果をふまえてインタビューガイドならびに研究計画書等の関連書類を作成した。
すでに研究代表者の所属施設の倫理審査委員会にて本研究の審査が行われており、承認が得られ次第、近畿圏内を中心とした総合病院精神科もしくは精神科病院を対象施設として研究協力依頼を行いインタビュー調査を実施する予定としている。なお、インタビュー調査の結果をふまえて令和7年度には質問紙調査を実施する予定としている。
そのほか、近年の精神科における身体的拘束の動向について情報収集すべく関連学会への参加を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2022年度に研究代表者が産前産後の休暇ならびに育児休業を取得したため研究全体に遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

2024年5~7月に対象施設に依頼、8月と2025年1~2月にインタビュー調査の実施、その後分析とする。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 急性期患者の身体的拘束の早期解除に向けて精神科中堅看護師が感じた困難と対処2023

    • 著者名/発表者名
      関口瑛里, 船越明子, 藤本浩一, 山岡由実
    • 学会等名
      日本精神保健看護学会第33回学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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