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子育て期のがん患者の在宅移行を支える看看連携モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K10877
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関群馬パース大学

研究代表者

反町 真由  群馬パース大学, 看護学部, 講師 (10848914)

研究分担者 小林 亜由美  群馬パース大学, 看護学部, 教授 (20323347)
林 恵  群馬パース大学, 看護学部, 助教 (40848793)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード終末期がん療養者 / 在宅移行 / 訪問看護師 / がん相談支援センター / 退院調整看護師 / 子育て期 / 看看連携 / 訪問看護 / 終末期療養者 / 連携・協働 / 支援モデル / 退院支援看護師 / がん患者
研究開始時の研究の概要

現在、がん終末期の患者の在宅移行が推奨されているにもかかわらず、80%以上のがん患者が病院で亡くなっている。子育て期にあるがん患者は、親役割遂行のため自宅での療養を希望しているが、自己の病気による身体的精神的悪化のために仕方なく入院を選んでいることが考えられる。さらに、子育て期にあるがん患者の在宅移行は、多職種での支援が欠かせないと考えられるが、具体的な支援内容は明らかにされていない。
そこで在宅療養を希望する子育て期のがん患者のニーズを把握し、在宅移行につながった看護師の有効的な支援の内容、課題を明らかにすることで、訪問看護師、退院調整看護師等の連携支援モデルを構築する。

研究実績の概要

本年度は、以下の内容に取り組んだ。1.調査研究:全国のがん診療連携拠点病院に設置されているがん相談支援センターの看護師・ソーシャルワーカーを対象に、子育て期の女性がん患者の在宅移行支援の実施状況と在宅移行支援に関する課題に対しウェブアンケート調査を行った。集計は終了しており、現在分析中である。2.文献検討:子育て期の終末期女性がん患者の在宅移行支援に向けた看看連携についての調査に向けて、病棟看護師、退院調整看護師、訪問看護師それぞれのがん患者に対する退院支援についての国内文献の検討を行った。事例研究から、病院看護師と訪問看護師のスムーズな連携例の存在が示唆された。連携の課題としては、双方の立場により認識にずれや違いがあること、病院看護師の同行訪問や研修等の教育によって連携の推進が図れる可能性があることが示唆されていた。この結果を基に、子育て期の終末期女性がん患者のタイムリーな在宅移行支援に向けての看看連携において必要な要素の抽出に向けて調査を行う必要性を確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新カリキュラムにおける大学業務の都合により、アンケート調査の分析や退院調整部門看護師へのアンケート調査に向けての倫理審査の準備が遅れているため。

今後の研究の推進方策

2023年度に行った全国のがん相談支援センタースタッフへのアンケート調査から、子育て期の女性がん療養者の在宅移行支援の特徴や実施上の課題を分析し、学会等で公表するとともに論文化を行う。また、退院調整部門看護師へのアンケート調査に向けて倫理審査の書類の作成、申請を行い、調査を実施する予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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