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クローン病の活動性に関連する要因分析と寛解維持への睡眠障害改善効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 22K10891
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関姫路大学

研究代表者

森崎 直子  姫路大学, 看護学部, 教授 (30438311)

研究分担者 平井 郁仁  福岡大学, 医学部, 教授 (10389356)
西村 伸子  姫路大学, 看護学部, 教授 (90515800)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードクローン病 / 睡眠 / ストレス / QOL / 睡眠障害
研究開始時の研究の概要

本研究では、クローン病患者を対象に、疾患の活動性と、睡眠状態、ストレス、QOLを客観的に評価し、科学的データを収集する。得られたデータを分析することで、クローン病の疾患の活動性に関連する要因を明らかにしていく。また、クローン病患者には睡眠障害を有している者が多いと言われているため、睡眠改善指導を行い、指導前後の疾患の活動性レベルの変化を評価する。

研究実績の概要

令和5年度は調査研究(研究1)を継続し、クローン病患者を対象にクローン病の疾患活動性、睡眠状態(アクチグラフ・質問紙)、ストレス(自律神経測定・質問紙)、QOLのデータを収集した。睡眠状態、ストレス、QOLのデータは全て統計ソフト(IBM SPSS)に入力している。
介入研究(研究2)では、研究1の調査後に睡眠障害を改善するため方法を対象に指導し、その6か月後に再度、睡眠状況とクローン病の活動性を調査する。調査データから指導前後の睡眠状態および疾患活動性の変化を明らかにする。日本睡眠学会が主催する不眠症の認知行動療法セミナーで学んだ睡眠改善に有効とされる方法の中から、患者自身でセルフケア可能な方法を選定し、患者指導用のパンフレットを作成した。対象には作成したパンフレットを用いて、睡眠改善を促した。併せて、調査研究(研究1)の際にアクチグラフから得られた自身の客観的睡眠評価値(睡眠潜時、睡眠時間、中途覚醒回数、中途覚醒時間、睡眠効率)をフードバックすることで、自身の睡眠状態を視覚的に把握でき、セルフケア意欲を高めるようにした。6か月後の調査は、研究1同様にクローン病の疾患活動性、睡眠状態(アクチグラフ・質問紙)、ストレス(自律神経測定・質問紙)、QOLのデータを収集した。データは適宜統計ソフトに入力している。来年度も調査および介入を継続し、目標対象者数を目指してデータを蓄積していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

おおむね研究計画書のスケジュール通りに進んでいる。しかしながら、対象者数を増やすことにやや困難が生じている。

今後の研究の推進方策

目標数に向けて、調査対象者を増やす必要がある。また、今後はクローン病の疾患活動性の評価と、データの集計、分析を進めていく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 客観的睡眠評価の値―日本人の健常成人のアクチグラフ測定値―2023

    • 著者名/発表者名
      森崎直子
    • 雑誌名

      姫路大学大学院看護学研究科論究

      巻: 6 ページ: 21-28

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • オープンアクセス

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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