研究課題/領域番号 |
22K10915
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
手嶌 大喜 関西医科大学, 看護学部, 助教 (30880611)
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研究分担者 |
的場 圭 関西医科大学, 看護学部, 講師 (20780448)
三木 明子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (30315569)
矢山 壮 関西医科大学, 看護学部, 准教授 (30584552)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 訪問看護 / 暴力・ハラスメント / リスクマネジメント / 事業所間連携 |
研究開始時の研究の概要 |
在宅医療現場での暴力・ハラスメントの問題が報告されているが、小規模事業所の多い訪問看護事業所において、一つの事業所で問題を解決することが難しい。そこで本研究では、(研究1)訪問看護事業所における暴力・ハラスメントのヒヤリハット・発生事例からリスク要因を抽出し、(研究2)実際に使用する暴力等の報告書のweb版を作成後、(研究3)モデル地域において訪問看護事業所における暴力等の発生時入力の実地調査を行う。これにより、訪問看護事業所間協同で、暴力・ハラスメントのリスクマネジメント体制を構築することを目的とする。
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研究実績の概要 |
訪問看護事業所の管理者を対象にヒアリング調査を行い、現在取り組んでいる暴力・ハラスメントへの対策やこれまでに経験した暴力・ハラスメントの情報、発生時の報告経路が確立されているかという内容について聞き取り調査を行った。現状では、暴力・ハラスメントへの対策が十分ではない状況もあるため、それらを解決するための方策についても今後一緒に取り組んでいくこととなった。 暴力・ハラスメントが発生した際に、迅速に報告、情報共有できるシステムの開発を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
既に暴力・ハラスメント対策を行っている地域を対象にリスク要因の抽出のために質問紙調査を行う予定であった。しかし、訪問看護事業所間連携によるマネジメント体制構築による効果を明確にするために、体制整備が十分ではない地域に対して介入を行い評価するため、各事業所との調整を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
既にヒアリングを行った訪問看護事業所、周辺地域の訪問看護事業所を対象に、新たな報告ツールを用いた介入を実施する。その結果を分析し、今後それらを共有するシステム開発を進めていく。
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