研究課題/領域番号 |
22K10935
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
白石 裕子 東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (90734856)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子ども虐待対応 / 看護師向け教育プログラム / 育児支援 |
研究開始時の研究の概要 |
増え続ける子ども虐待への対応は社会における最重要課題である。虐待の可能例のある事例を医療の場で早期に発見し育児支援につなげることが大切であり、そのための看護師の役割は大きい。この役割を遂行するためには、看護師に特化した独自の子ども虐待予防教育プログラムの構築が必須である。本研究は、小児医療に携わる看護師の、虐待予備軍といえる「気になる親子」を認識し適切な育児支援につなげるための能力を向上させることを目的とし、子ども虐待予防教育プログラムを構築し、構築したプログラムの実施・評価を行い、臨床現場からのフィードバックを受けプログラムの検証と再構築をシステマティックに実施するものである。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、小児医療に携わる看護師を対象とした、子ども虐待予防教育プログラムを構築し、構築したプログラムの実施・評価を行い、臨床現場からのフィードバックを受けプログラムの検証と再構築をシステマティックに実施することである。2022年度は、看護師向け子ども虐待予防教育プログラムの構築に必要なコンテンツ選定の基礎資料とするため、①国内外の関連文献の検討、②医療機関向け虐待対応プログラムBEAMSの内容および看護師向け子ども虐待対応に関する教育内容(小児救急看護認定看護師基準カリキュラムなど)の検討、を行った。また、日本子ども虐待医学会のBEAMS(医療機関向けの虐待対応プログラム)委員会のメンバーと連携を取りながら、看護師向け虐待対応プログラムのあり方について検討を行った。 ①については国内の文献を中心に検討をおこなった。①②の検討内容から、看護師向け子ども虐待予防教育プログラムには、虐待されている子どもや虐待予備軍である「気になる親子」の早期発見に関する知識・スキルについての内容のみならず、「気になる親子」の子育てを支える援助の内容、虐待事例にかかわる医療者の心理や医療者自身へのケアについての内容、などを強化していく必要があると考えられた。 なお、2022年度に予定していた小児医療に携わる看護師の子ども虐待対応と病院内の子ども虐待対応チーム内の役割についての実態調査の実施と分析に関しては実施できていない。2023年度、倫理審査承認を経て調査を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年度に予定していた小児医療に携わる看護師の子ども虐待対応と病院内の子ども虐待対応チーム内の役割についての実態調査の実施と分析に関しては、調査の対象者が病院内における新型コロナウイルスに関する対応等で調査の協力が難しかったため実施できていない。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、倫理審査承認を経て、小児医療に携わる看護師の子ども虐待対応と病院内の子ども虐待対応チーム内の役割についての実態調査の実施と分析を実施する。医療機関向け虐待対応プログラムBEAMSのプログラムを受講した看護師からのインタビュー調査および、子ども虐待についての系統講義を受講した小児救急看護認定看護師への質問紙調査を実施する。それらの調査の分析内容から、看護師向け子ども虐待予防教育プログラムを構築する。
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