研究課題/領域番号 |
22K10938
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 岐阜医療科学大学 |
研究代表者 |
成 順月 岐阜医療科学大学, 看護学部, 教授 (00555055)
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研究分担者 |
松浦 美由 岐阜医療科学大学, 看護学部, 講師 (30708938)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 月経前症候群 / 思春期 / セルフマネジメント / アプリケーション / 有用性 |
研究開始時の研究の概要 |
月経前症候群(PMS)は心身健康だけではなく、集中力やモチベーション、学習成績などの学校生活に負の影響を与え、思春期女子において無視できない健康問題である。一方、月経前症候群は確立した標準的な治療方法がない。そのため、セルフマネジメントが欠かせない。思春期女子のPMS症状を緩和させ、QOLを高めるためには、症状の出現時期や周期性を正確に把握でき、セルフケアができるようにサポートする有効なツールの開発が求められる。本研究は日々の症状を継続的に記録し、症状にあわせたセルフケアを促す「PMSセルフマネジメントアプリ」開発し、PMS認知度が低い思春期女子を対象に介入を行い、その有用性を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究では日々の症状を前向きに記録でき、症状にあわせて対応できるように手助けするスマートフォンをベースとしたPMSセルフマネジメントアプリを開発し、PMSの認知度が低い思春期女子を対 象にその有用性を検証することを目的とした。有用性が証明されれば、PMSの認知度が低い思春期女 子だけではなく、月経前不快症状を抱えているすべての女性がPMS自己管理用ツールとして活用でき ると考える。 前年度は女子高校生を対象とし、作成したPMSアプリケーションを用いてパイロット試験を行い、利用前後におけるPMSの症状出現頻度、セルフケア実施状況及び実用性について質問紙による調査を実施した。2023年度は、改善点を探るため、この調査データを分析しまとめた。調査の結果、アプリ使用はPMSに関する知識向上や月経痛またはPMSの身体症状の軽減に有効であること、PMSの自己管理を促すツールとして有用である可能性が確認された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当時の予定は、2022年度に研究対象を選び、インフォームドコンセントを実施し、2023年度にPMSアプリケーションを用いてパイロット試験を行うことであったが、予定よりパイロット試験を早く進めることができたので、データ分析と結果をまとめ、論文投稿まで行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度:PMSアプリケーションの問題点を抽出し、リニューアルを行う。 2025年度:リニューアルしたPMSアプリケーションの実用性と有用性を調べるための調査を実施し、評価を行う。 2026年度:必要に応じて、PMSアプリケーションを改善を行い、アプリ開発を完成させる。 なお、研究期間中は、随時国内外の学会に参加し関連情報を収集する当時に、本研究の研究成果を発信していく。
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