研究課題/領域番号 |
22K10965
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 学校法人文京学院 文京学院大学 |
研究代表者 |
須藤 佐知子 学校法人文京学院 文京学院大学, 人間学部, 准教授 (50795929)
|
研究分担者 |
及川 郁子 東京家政大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (90185174)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 小児看護 / 保育所看護職 / 学習プログラム / 学習支援体制 / 看護実践力の向上 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、保育所等の看護職が多様な健康課題を持つ乳幼児に対し、保育職と協働して健康支援を行うための学習支援プログラムを実施し、その効果を検証し、看護職のための学習支援体制の構築を図ることである。本研究では、学習ガイドブックで明らかになった保育所等における看護実践能力を構成する力とその向上のために見出された学習方法を基に1年間の学習支援を実施する。学習支援の事前事後テストにより看護実践能力への効果を評価すると共に保育所等における看護職の継続学習を定着化させることへの課題を見出す。これらの結果を踏まえ、保育所等で働く看護職への継続した学習支援体制を提言し、保育の質の向上を目指す。
|
研究実績の概要 |
本研究の目的は、保育所等に勤務する看護職の看護実践能力を体系的な学習で支援するプログラムを実施し、プログラムによる効果を定性的・定量的に事前・中間・事後の評価をすることである。また、保育所等に勤務する看護職の継続学習を定着させるための課題を見いだし、継続した学習支援体制を小児看護分野や保育分野に提言することである。 2022年度は、2023年度に運用する学習支援プログラムの運営に関する検討と参加者の募集を行い、プログラムの効果の評価方法の検討を行った。学習支援プログラムは、スケジュールや構成を検討した。学習プログラムは、①自己学習②OJT(on the Job Training)③集合研修であるが、①自己学習は、参加者が取り組みやすいようE-learningとして動画コンテンツを作成し、理解度を確認できるよう小テストを設けた。③集合研修は、対面だけでなく、オンライン参加やオンデマンド視聴もできるよう準備した。学習プログラムの参加方法として、個人参加、施設(看護職が複数所属する施設や法人)や団体(地域での保育所看護職の会など)での参加を募集した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度より開始する学習支援プログラムの運用準備が、概ね整えることができた。
|
今後の研究の推進方策 |
2023年度は5月より翌年2月まで学習支援プログラムを運用し、研究参加者に学習プログラムを実施していただく。参加者に学習プログラム実施前・中間・実施後に学習到達度確認シートと実践能力評価表を用いて、評価を得る。また、実施後に研究参加者にインタビュー調査を行う。 2024年度は、学習支援プログラムの評価を行う。その結果を分析し、保育所看護職の看護実践能力の向上がどのように図られたかを明らかにする。更に、学習支援体制の構築にあたり、障壁となること、その障壁に対応する対応策を検討し、継続的学習支援体制を看護学領域、保育学領域にて提言を行い、普及を図る。
|