研究課題/領域番号 |
22K10974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
林 はるみ 群馬大学, ダイバーシティ推進センター, 教授 (80529397)
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研究分担者 |
宮坂 道夫 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30282619)
青柳 優子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (40289872)
坂上 明子 武蔵野大学, 看護学部, 教授 (80266626)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 卵子提供 / 高齢出産 / ドネーション / 出自を知る権利 / 第三者が介在する生殖補助医療 / 生殖補助医療 / ドナー / ドナー生殖 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,提供卵治療を希望するカップルへの情報提供のあり方を検討し,エビデンスに基づいて知識と情報を統合した情報プラットフォーム(Webサイト)を開発するとともに,この情報プラットフォームがカップルに熟考を促す機会を提供しうるか評価する。
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研究実績の概要 |
提供卵治療を検討しているカップルや提供卵治療で妊娠することを決めたカップルが必要とする情報について、海外や国内の調査研究報告書をもとに検討した。また、海外論文などから子どもへの告知に関するものを集めて検討した。これらの結果、海外では卵子ドナーの死亡例や後遺症を残した事例があったことから、情報ポータルサイトでは卵子ドナーのリスクについての記載が必要と考えた。また、第三者が関わる生殖医療で生まれた子への告知については、日本産婦人科学会で国民に意見を求めたシンポジウムをもとに、出自を知る権利に関する国民の意見書を全て確認し、子どもへの告知に対してドネーションで子どもを持った親のニーズにどのようなものがあるか等を把握した。子どもへの告知に関する海外論文を引き続きチェックして動向を把握し、情報ポータルサイト中の出自を知る権利に関するページは、告知に関する丁寧な情報提供ができるように情報を精査していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
情報プラットホームを作成するにあたり、このサイトではデリケートな内容を含むため、適切な業者を決めることが重要となる。そこで複数の業者と打ち合わせを行った結果、妊娠出産にかかわる大手ポータルサイトの運用実績のある業者に依頼することとした。 本年度は情報プラットフォームのサイトツリーを作成し、サイトデザインやセキュリティなどの検討を行い、各ページの文案検討に入る段階まで進捗した。
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今後の研究の推進方策 |
情報プラットホームに相応しいサイトとなるように、各ページの文案を作成する。特に出自を知る権利や告知に関する内容は丁寧にわかりやすく作成する。また、情報プラットホームの仮サイトが完成したら卵子提供で出産したカップル、検討中のカップルなどの当事者から意見を募り、内容をブラッシュアップして完成させる。
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