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月経に関するメンタルヘルスケア:男性が学ぶ月経教育教材の作成とその有用性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 22K10976
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

山口 琴美  名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40432314)

研究分担者 石原 拓磨  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (00783193)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード教育 / 月経 / RCT / 男性
研究開始時の研究の概要

月経は女性のみ経験する生理的出血であるが、日常生活や社会機能及び対人関係に影響を及ぼすため、女性の社会進出や活躍を阻害する要因として対応すべき重要課題の一つである。周囲の理解や支援が身体的・心理的負担を軽減するとの報告があるにも関わらず、セルフケア中心の研究が進められており、月経教育の対象も主に女性となっている。女性が求める具体的な支援内容やその効果は明らかになっていない。本研究では、月経に関連し、女性が男性に求める教育・支援内容、男性が困った内容を明らかにし、男性対象の月経教育教材を作成し、ランダム化比較試験(RCT)によりその有用性を検証する。

研究実績の概要

令和5年度では、非構造化インタビュー調査を実施した。研究対象は研究代表者所属機関の職員(女性及び男性)とし、各5名から協力が得られた。インタビュー調査の内容は、月経に関する知識や認識、他者から受けたい支援や支援したい内容、不快に感じたこと、今後の取り組みへの要望などである。各30~60分の対面でのインタビューを実施した。インタビュー内容に対して、質的内容分析を進めた結果、男性においては、月経に関する知識不足やハラスメントへの懸念、他人事といったマイナス面を認めたが、配慮や気遣い、月経に関する女性への支援に対する意欲が認められた。本研究には、サンプルサイズの限定やリコールバイアスもあるが、就業男性を対象とした就業時の月経に関する支援についてインタビュー調査は初めての試みが遂行できた。本結果を論文にまとめ、現在全国誌へ投稿中である。
次年度では、インタビュー調査を踏まえ、これまでの結果と合わせて、研修会内容について検討し、ユーザビリティテストを実施予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

インタビュー調査の対象者リクルートがうまく進まず、結果のまとめに時間を要したため。

今後の研究の推進方策

ユーザビリティテストに向けて、研修内容の検討を進める。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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