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本邦の出生コホート研究成果の地域周産期医療・母子保健への導入に向けた基盤構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K10979
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

西郡 秀和  福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40453310)

研究分担者 篠原 好江  福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (40632641)
森 美由紀  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (20791940)
渡邉 まどか  福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (90792416)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード出生コホート研究 / DOHaD / 周産期医療 / 認知度 / 看護職 / 母子保健 / 啓発
研究開始時の研究の概要

本邦独自の出生コホート研究が多数行われ、海外の過去の先行研究とは異なる現代の日本の食生活や医療事情に即した新たな知見が蓄積されてきた。今後は、これらの知見を、地域に根差した周産期医療・母子保健の現場に導入していく必要がある。その初期段階として、周産期医療や母子保健分野の助産師・看護師等を対象に、その知識の有無や現場への応用等の実態調査、および今後の啓発に向けた方策の意見を得る。多額の税金等を投入した複数の出生コホート研究成果を地域に根差した周産期医療・母子保健に導入するための戦略を立案するための基盤を構築する。

研究実績の概要

日本の出生コホート研究のひとつである「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に調査協力している3施設において、周産期医療現場に勤務する看護職を対象に調査を行った。調査には88人の看護職が協力参加した。調査対象に対して、DOHaD学説および我々が任意に選択したエコチル調査成果;38編の論文(テーマ)の概要の認知度を調査した。論文(テーマ)の概要はセミナー方式で紹介した。
I)エコチル調査に周産期医療現場での協力または被験者として参加したと推定される看護職は39人だった。このうち、①56.4%がDOHaD学説を知らなかった。②71.8%がエコチル調査の成果について全て知らなかった。③「全て知らない」と「1~3テーマしか知らなかった」を併せると94.9%であった。
II)エコチル調査等に協力・参加した経験のない看護職は49人だった。このうち①63.3%がDOHaD学説を知らなかった。②81.6%がエコチル調査の成果について全て知らなかった。③「全て知らない」と「1~3テーマしか知らなかった」を併せると93.8%であった。
III)さらに、エコチル調査協力大学の助産師養成課程学生を対象に調査に行い、18人が調査に協力参加した。このうち①77.8%がDOHaD学説を知らなかった。②88.9%がエコチル調査の成果について全て知らなかった。③「全て知らない」と「1~3テーマしか知らなかった」を併せると100%であった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ほほ計画通りに遂行されているため

今後の研究の推進方策

引き続き、研究に協力していただく、調査対象施設等の拡大を検討している。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 看護職における本邦の出生コホート研究成果の実践導入に向けた課題2023

    • 著者名/発表者名
      森美由紀,西郡俊絵, 鈴木 妙子, 渡邉 まどか, 篠原 好江, 西郡 秀和
    • 学会等名
      第11回日本DOHaD学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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