研究課題/領域番号 |
22K10982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
前田 絢子 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (80823955)
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研究分担者 |
石山 裕菜 京都橘大学, 健康科学部, 助教C (80823434)
朝田 佳尚 京都府立大学, 公共政策学部, 准教授 (60642113)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 大人への包括的性教育 / 性教育実践 / インタビュー / 概念分析 / 包括的性教育 / 大人 / 言説 / 成人 / 抵抗感 / プログラム開発 |
研究開始時の研究の概要 |
若者の性に関する社会的問題が散見されるなか、誰が性に関する知識をどのように教えるのか、誰が性に関する相談にのるのかが曖昧で、若者たちは、適切な支援が得られず孤立していることも多い。そして、性に関する知識を伝えることや相談にのることの必要性を感じているが対応しきれていない大人たちもいる。本研究では、若者の性に関する問題に対応する必要性を感じている大人たちが、知識を補完し、性の内容を扱う抵抗感を乗り越え、自ら包括的性教育を実践できるプログラムを作成・評価することである。
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研究実績の概要 |
性教育実践における困難事例や実践を通して感じる意義等を性教育実践者(主に医療職)にインタビューした。さらに実践者に再度追加インタビューを開始し、より詳細なデータを取集している。また性教育における新聞記事データから、性教育概念のテキスト分析を実施し、朝田佳尚・井上真求「『性教育』概念のテクスト分析」『福祉社会研究』第24号, 129-143頁, 2024年にて発表した。また共同研究機関で実施した包括的性教育での学生アンケートを分析し学会発表(社会福祉士会近畿ブロック)した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
包括的性教育の概念の深さ・配慮すべきこと等を研究者内で定期的にミーティングを行い慎重に進めているため。
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今後の研究の推進方策 |
性教育実践者のインタビューデータの分析を行い学会発表を行う。 性教育の概念分析の継続 学会発表した包括的性教育実践データをもとに論文の作成 上記にデータや分析を行い、大人への包括的性教育に関するプログラム等を検討する。
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