研究課題/領域番号 |
22K10986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 弘前医療福祉大学 |
研究代表者 |
松尾 泉 弘前医療福祉大学, 保健学部, 教授 (60550829)
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研究分担者 |
小玉 有子 弘前医療福祉大学, 保健学部, 教授 (10569601)
西沢 義子 弘前医療福祉大学, 保健学部, 教授 (60113825)
福岡 裕美子 弘前医療福祉大学, 保健学部, 教授 (80369280)
齊藤 史恵 弘前学院大学, 看護学部, 講師 (90553066)
平川 美和子 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (50775244)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 子宮頸がんワクチン / 健康統制感 / 健康教育 / ヘルスリテラシー / ボランティア / 子宮頸がん / 受診行動 / 地域ボランティア |
研究開始時の研究の概要 |
WHOより子宮頸がん予防に有効なワクチンや検診が推奨され、諸外国で施策が推進された結果、子宮頸がんの消滅も予測されている。一方日本では有害事象への不安などからワクチン接種率は低迷し、検診受診率も進んでいない。 そのような国際的な潮流から日本で生活する若年女性が取り残されないための、ヘルスリテラシー向上を目的とした健康教育と、大学生を中心に地域ぐるみで実施する受診勧奨を組み合わせた総合計画「まめ・まめプロジェクト」を開発・推進し、その効果を実証する。※「まめ・まめ」とは、研究フィールドである青森県で用いられる方言「まめしい(健やか・勤勉)」を活かした命名である。
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研究実績の概要 |
本研究は4年間で、①実態調査・②健康教育プログラムの開発・③教材作成・④ボランティアの育成を順次進めるものである。 昨年度は、②12月、子宮頸がんワクチンの対象年齢である小中学校を対象とした健康教育を実施し、実施後アンケート調査を行った。健康観や子宮頸がんの知識等には性差が見られた。女子児童生徒に、内的統制感、医療職への害的統制感が高いことが分かった。男女を問わず、予防接種一般に関する知識の不足も示唆された。これらの結果は、8月に奈良で開催される日本看護研究学会に採択、発表予定である。その後論文化し同学会への投稿を目指したい。 次に、①3月、Z市内の子宮頸がんワクチンキャッチアップ世代の男女200名を対象に、ワクチン接種の実態調査を実施した。約170名から回答を得て現在データの分析中である。受診率は30%程度で全国と同様であり、キャッチアップを利用したワクチン接種者の割合は低かった。男性には、子宮頸がんに関する知識が少なかったが、がん予防の関心は高いことが分かった。これらの結果を取りまとめて、8月広島で開催される、アジアヒューマンサービス学会に英文で演題登録する予定である。 ③については、10月映像教材会社との打ち合わせを行い、内容や撮影会場の決定は進んでいるものの、DVDなど教材を作成するか、配信コンテンツを作成するかの決定が出来ず、作成には至っていない。 ④は本研究計画の最終年度実施予定であるため、情報収集に留まっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
健康教育プログラムに使用する教材の作成が遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
4つの研究の柱のうち、教材開発とボランティア育成が今後推進する内容である。教材はコストや汎用性を考慮して、配信型のコンテンツの作成を進めたいと考えている。ボランティア学生については、地域のコンソーシアムに働きかけて、興味関心のある学生を募集する。男女混合のチームを検討しているが、プログラムの受け手のニーズが把握出来ていないため調査を行う予定である。
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