研究課題/領域番号 |
22K10999
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
齋藤 雅世 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20785274)
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研究分担者 |
兒玉 英也 秋田大学, 名誉教授, 名誉教授 (30195747)
矢野 道広 秋田大学, 医学部附属病院, 講師 (40321997)
塩飽 仁 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50250808)
入江 亘 東北大学, 医学系研究科, 助教 (60757649)
菅原 明子 東北大学, 医学系研究科, 助手 (30783899)
橋本 美亜 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (40737475)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 小児がん治療後の疲労感 / メンタルヘルス / ヨガ / 小児がん経験者 / 構造的アプローチ |
研究開始時の研究の概要 |
小児がん経験者の自覚する日常的な疲労感は、QOLの低下をもたらし、退院後の生活困難へと連鎖する深刻な問題である。この小児がん経験者の疲労感の背景には、メンタルヘルスの問題が深く関わっていると考えられる。本研究では思春期の小児がん経験者を対象に、ヨガの介入が日常の疲労感の改善にいたるプロセスを構造的アプローチを用いて明らかにすることを目的とする。推定されるプロセスは、ヨガの介入がメンタルヘルス(日常の疲労感とうつ傾向)の改善をもたらし、そのことが自己効力感の上昇につながり、日常の疲労感が軽減されるというプロセスである。本研究によりヨガの効果を明らかにし、疲労感に対する実効的な支援方法を構築する。
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研究実績の概要 |
小児がん経験者の疲労感は、退院後の日常生活の中で訴えの多い症状のひとつであり、QOLの低下をもたらし、退院後の生活困難へと連鎖する喫緊の課題である。この小児がん経験者の疲労感の背景には、メンタルヘルスの問題が深く関わっていると考えられる。本研究では思春期の小児がん経験者(13歳~18歳)を対象に、ヨガの介入が日常の疲労感の改善にいたるプロセスを構造的アプローチを用いて明らかにすることを目的とする。推定されるプロセスは、ヨガの介入がメンタルヘルス(日常の疲労感とうつ傾向)の改善をもたらし、そのことが自己効力感の上昇につながり、日常の疲労感が軽減されるというプロセスである。本研究によりヨガの効果を明らかにし、疲労感に対する実効的な支援方法を構築する。 本研究は、思春期の小児がん経験者に対するオンラインを用いたヨガ介入研究である。調査方法は、東北地方の小児がん連携病院において小児がん経験者に対して易疲労に関する構造的面接(対面)、ヨガ介入(オンラインレッスンおよびホームヨガ)、疲労感、自己効力感、うつ、睡眠に関する項目、ヨガプログラムの満足度に関してWeb調査を行う。 2023年度は、ヨガインストラクターの資格を持つ理学療法士の監修のもと小児がん経験者用のヨガプログラム動画の作成を行った。小児がん連携病院において、対面調査を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
対面調査を開始したが、調査対象者が少なくオンラインヨガの介入調査まで進めることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
調査対象施設を増やし、対面調査およびオンラインヨガ介入調査を行い順次データ分析を進めていく。
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