研究課題/領域番号 |
22K11008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
土居岸 悠奈 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (00736853)
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研究分担者 |
佐藤 純 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (20327266)
山波 真理 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (80736851)
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研究期間 (年度) |
2023-02-10 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 助産学実習 / レジリエンス / 実習支援 |
研究開始時の研究の概要 |
助産学実習は、学生が助産実践能力を獲得するための重要な教育の機会である。しかし、学生にとってはストレスフルな実習でもあり、実習を乗り越えられずに助産師になることを諦めてしまう学生もいる。実習指導者や教員の役割として、学習指導のみならずストレスフルな実習環境への適応困難な学生に対する支援も重要である。本研究では、困難な状況にうまく適応する力であるレジリエンスに着目した。助産学実習において学生がレジリエンスを発揮するために必要な実習支援の具体的な内容を明らかにし、実習支援のためのツールを作成することを目的とする。これにより、助産学実習における支援体制の構築に寄与できると考える。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は助産学実習支援のためのツールを作成することである。 2023年度は、学生がレジリエンスを発揮するために求めている支援の具体的な内容を明らかにするために、研究者による先行研究(修士論文「大学専攻科助産学実習における学生にとっての困難な体験とレジリエンスの要素」)で得られた、助産学実習におけるレジリエンスの6要素のサブカテゴリーから質問項目を作成しアンケート調査を実施する計画であった。先行研究の結果を投稿し、査読者の意見も参考にカテゴリーの内容を洗練させてからアンケート調査の質問項目を作成することとしていたが、投稿準備が遅れてしまい、質問項目の作成までに至らなかった。 文献検討の実施や関連の学術集会等に参加するなどして、本研究に必要となるレジリエンス研究や助産学教育の動向に関する知見を得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
看護教育のために時間が多く割かれ、研究のための時間を確保することができなかった。そのため、研究者による先行研究結果の投稿が遅れてしまい、アンケート調査のための質問項目作成まで至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の対象者は助産学実習が終了した助産学生であり、調査可能な期間が限られている。今後は、年度末の調査可能な時期までにアンケートの準備が整うよう、先行研究の結果を投稿し、質問項目の作成を進めていく。
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