研究課題/領域番号 |
22K11013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
阿川 啓子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20709381)
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研究分担者 |
安田 謙二 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (00335556)
金子 紀子 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30438171)
佐藤 基 島根県立大学, 看護栄養学部, 講師 (30881495)
小田 香澄 島根県立大学, 看護栄養学部, 助教 (40835245)
黒崎 あかね 島根大学, 医学部, 技術職員 (30969126)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 先天性心疾患 / 乳幼児期 / 発達支援 / 遊び / 育児 / 在宅療養 / 乳児 / 幼児 / 室内遊び / コロナ禍 / 家族 / 幼児期 |
研究開始時の研究の概要 |
先天性心疾患児に対する医療の進歩は目覚ましく90%以上が成人になる。現在のコロナ禍における暮らしでは,感染症罹患は心臓病の悪化につながることから,外出や外遊びの機会は減り,多くの家族がCHD児との室内遊びに苦渋している。そこで,コロナ禍における幼児期のCHD児と家族が室内で取り組むことができる「ごっこ遊びにCHD児の発達特徴を取り入れた」運動と遊びのプログラムを開発する。
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研究実績の概要 |
2023年度の研究成果より、乳幼児期の先天性心疾患(CHD)児をもつ母親の育児への考え方は、「自ら育てると決心する」、「症状の安定を最優先にする」、「児の成長を何よりも考える」、「時に育児を社会にゆだねる」という経緯で苦悩から落ち着きのある暮らしへと変化していた。この経緯の中の「児の成長を何よりも考える」時期には、社会の目よりも成長を喜ぶことや遊びがもたらす効果を喜ぶなどの促進要因があった。 そのような遊びに関する促進要因の結果を踏まえ、「聖イリナ・モンテッソーリスクールこどもの家」へ視察に行き「生活の中で起こるお互いの感情の交流とコミュニケーション」の重要性について学んだ。 視察では、毎日の生活の積み重ねを通して、自立と思いやりの心を育み、よりよい社会を築く人となるよう全人格的発達を目指し、生活の中で起こるお互いの感情の交流とコミュニケーションを大切にした教育を実践していた。モンテッソーリでは、活動のことを「お仕事」と呼び、児の日常生活動作から介入方法を検討することが可能と考えられた。例えば、キッチンでコップに水を注ぐなどの「お仕事」では、児の成長に応じたコップと水の入ったボトル、お盆を準備して、コップに水を注ぐ。このような食事の際に繰り返す動作は日常で実践する機会も多い。訪問看護の際に経験することで日常に取り入れやすいと考えられた。「遊び」や「リハビリ」の様な発達支援を行うのではなく、生活の積み重ねの中にある「家事」の動作に発達支援介入を取り入れることが日常的に取り組みやすく活用が容易と考えられる。 既存の「お仕事」の中より、心臓に負担が少ない活動を抽出することで新たな発達支援介入が検討できることが期待される
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
根拠ある居宅でのプログラム開発を検討しているために、ディスカッションに時間が必要である。
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今後の研究の推進方策 |
今年度中にはプログラムを作成し、海外の研究者とディスカッションをする予定である。
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