研究課題/領域番号 |
22K11023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
磯野 洋一 金城学院大学, 看護学部, 講師 (50614517)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アルコール依存症 / リカバリー / 人間関係 / 家族看護 |
研究開始時の研究の概要 |
研究の目的は、【アルコール依存症当事者と配偶者(以後、夫婦)のリカバリー促進プログラム-人間関係の深化ツール-】を開発することである。研究過程は、2022年度から5年間計画で、①人間関係を俯瞰して捉え修復・新生することが可能な「渡辺式家族アセスメント/支援モデル」を、夫婦自ら使えるように修正し、自助内で活用しながらリカバリーを促進させることで、人間関係を深化させるプログラムのツールを開発する。②「人間関係の深化を測定する「アルコール依存症の夫婦の「絆」尺度の開発」を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、アルコール依存症の当事者と配偶者(以下、夫婦とする)のリカバリー促進プログラムとして、人間関係の深化ツールを作成することが目的である。研究者の先の研究課題(18K17510)の結果、アルコール依存症の当事者と配偶者のリカバリーに重要な概念は「絆」であり、そのリカバリーにはいくつかの分岐点が存在していた。本研究は、①アルコール依存症の夫婦の「絆」の概念分析のため国内外の文献を収集し、概念分析を進めている。同時に②「渡辺式」(アルコール依存症版)の作成を進めている。作成のために、[第1段階]として夫婦に対して「渡辺式」(現行)の概要の説明と評価。[第2段階]夫婦に「渡辺式」(現行)の事例(模擬事例)の展開と評価。[第3段階]「渡辺式」(アルコール依存症改訂版)を、[第2段階]までの評価を基に、開発者の渡辺裕子先生に相談しつつ作成する。[第4段階]は「渡辺式」(アルコール依存症改訂版)を夫婦に実施する。[第5段階]で量的、質的に評価する。 現在までに、①アルコール依存症の夫婦の「絆」の概念分析は、Walker&Avantの概念分析の手法にて分析を進めている。②「渡辺式」(アルコール依存症版)の作成は、[第1段階]として「渡辺式」(現行)の夫婦への説明を、5つの自助グループの組織が主催する例会にて実施した。評価は、「渡辺式」(現行)のうち「検討場面の明確化(困難な場面の特定)」と「文脈と相互関係」「パワーバランスと両者の心理的距離」全て、5割から7割が「時間をかければできる」または「助けがあればできる」と評価された。これらの評価は、「渡辺式」(現行)の概要を説明したまでの結果であるため、今後は、実現可能性と持続可能性を高めることを目的に、[第2段階]として「渡辺式」(現行)の事例(模擬事例)を展開して評価し、[第3段階]の「渡辺式」(アルコール依存症改訂版)を作成していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
「渡辺式」(アルコール依存症版)は、常にフィールドワークを通して当事者と家族と話し合いながら作成・洗練化するものである。2023年度は、夏季も含めて新型コロナウイルス感染症に加えてインフルエンザウイルス感染が拡大したため、比較的高齢者が多いフィールドワークへの参加を予定より減らした。加えて2022年度に主研究者が所属を異動したことにより、新たなフィールド開拓の必要があった。また、「渡辺式」(現行版)を実施する会場の借用が困難であったことから、結果的にフィールドワークの回数が予定より減ったため。
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今後の研究の推進方策 |
近隣の自助グループにも研究の依頼を行い、フィールドワークの件数を増やしていく。かつ、「渡辺式」(現行)の開発者である渡辺裕子氏に相談と助言を頂きながら進める。
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