研究課題/領域番号 |
22K11032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
藤岡 寛 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (90555327)
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研究分担者 |
金澤 悠喜 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 講師 (80812833)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 共同育児 / 親子入園 / 障害児 / 家族支援 |
研究開始時の研究の概要 |
親子入園において、利用者の共同育児の実態を明らかにするために、当該家族およびその受け持ちスタッフに面接を行う。面接で明らかになった親子入園利用者の共同育児の実態をもとに、親子入園スタッフ間でのディスカッションにより、支援ニード及び共同育児の方略の体系化を図る。最終的に親子入園を経験した当該家族からフィードバックを得て、共同育児支援ツールを開発する。開発された共同育児支援ツールを用いて支援を実践する。親子入園した母親・父親への質問紙調査により、ツールを用いた支援の効果を評価する。
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研究実績の概要 |
従来、親子入園において母子への集中的な支援が行われてきたが、母親・父親間で養育に対する態度や目標に食い違いが生じて、父親が養育からも家庭からも離れてしまうことがある。児への発達支援、親へのケア指導に加えて、母親・父親の両者が障害児の養育に向けて互いの状況を共有し協働していけるよう、共同育児支援が必要である。そこで、本研究では、母親と父親の共同育児の実態を明らかにし、母親と父親が協働するための方略を体系化し、簡便な共同育児支援ツールを開発し、このツールを用いて親子入園利用者に共同育児支援を実践し、その効果を評価することを目的とする。 共同育児にかかわる先行文献のレビューを行い、母親・父親それぞれの育児機能とその協働パターンの体系化を図った。母親は、児への直接的養護、学校やその他社会資源との連絡調整を主導的に担っていた。父親は、児への直接的養護を母親と共に行いつつ、母親と協働して学校や社会資源との連絡調整を行っていた。協働パターンとしては、母親主導が大半を占めたが、母親と父親とで対等な力関係で明確に役割分担をしているケース、まれではあるが、育児については父親が直接的養護を担い、母親が全体をコントロールしているケースもあった。 次年度、親子入園スタッフや家族への面接実施を行っていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
初年度から続いているCOVID-19の影響でスタッフが多忙を極めており、また親子入園の病棟が他病棟と統合、再編されていて、フィールドへのアプローチができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
再編された親子入園病棟の実状に合わせて、スタッフおよび家族への面接を実施する。併せて文献レビューを行い、面接内容と併せて、共同育児支援ツールを作成する。
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