研究課題/領域番号 |
22K11037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
川野 綾 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 講師 (50778743)
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研究分担者 |
藤井 宏子 岡山大学, 保健学域, 准教授 (80403781)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 乳汁産生 / 腸内環境 / 腸内細菌叢 / 褥婦 / エネルギー調整 |
研究開始時の研究の概要 |
母乳栄養には母児の心身に多くの利点がある。多くの母親が母乳育児を希望している一方,母乳育児の割合は決して高くない。母乳栄養の母児に及ぼすメリット,子育てに対する自己効力感の向上を鑑みると母乳育児を望む女性の希望を実現していく必要がある。 本研究は「腸内環境が乳汁産生にどのように影響しているか」に対する問いへの示唆を得るため腸内の有益菌によるエネルギー調整に着目し検討する。 乳汁産生に有益な条件を見出すことで,経験や口伝によらない方法で乳汁産生を促進可能とすることが本研究の最大の貢献である。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は,公立病院で経膣分娩後,産褥食を摂取している女性150名を対象に,妊娠末期と産褥期の腸内環境を測定することで,乳汁産生と腸内環境との関係性を明らかにすることである。本研究成果により,乳汁産生に有益な条件を見出すことで経験や口伝によらない方法で乳汁産生を促進可能とし,母乳育児の確立に貢献することが可能となる。 令和5年度は,倫理審査が承認されデータ収集を開始した。妊娠末期の時点で研究対象者であっても産褥期において研究対象者から除外されているケースなどが多く,計画している研究対象者の確保に至らなかった。 次年度も引き続き,研究対象者の確保を行い,同時にデータ分析も開始する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和5年度はデータ収集を開始したが,条件を満たす研究対象者が少なく,人数確保に時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
次年度も引き続き,研究対象者の条件を満たす方への同意取得を行い,最終的な研究対象者の確保を行う。同時にデータ分析も開始する予定である。
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