研究課題/領域番号 |
22K11046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 長岡崇徳大学 |
研究代表者 |
伊藤 文子 長岡崇徳大学, 看護学部, 助教 (00568107)
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研究分担者 |
加固 正子 長岡崇徳大学, 看護学部, 教授 (00233677)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 思春期ASD児 / 家族 / レジリエンス / 他職種連携 |
研究開始時の研究の概要 |
自閉スペクトラム症(ASD)は、思春期前後から様々な心理的負担から起こる二次障害を最小限に抑え、自立に向けた支援が必要である。このとき家族は、思春期ASD児の自立に向けて、子離れを進め、社会的資源の調整を図ることが求められる。多くのストレスフルな逆境にあっても事態を肯定的に受容し、積極的に行動してゆく能力を高める必要がある。 本研究は、思春期ASD児と家族のレジリエンスを高めるために行っている医療、教育、福祉関係者による支援内容、多職種連携の実態を分析し、望ましい支援体制形成のための課題を明らかにする。また、家族の支援ニーズの所在を明らかにし、多職種連携を促進するシステムの構築を試みる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、思春期ASD児の家族のレジリエンスの視点から、支援のニーズ、受けている支援と支援の切れ目が家族にどのような意味をもっているのかについて把握することであり、家族の地域での困難な状況と支援ニーズの分析のため、インタビュー調査を行う予定であった。しかし、コロナ禍で研究参加者の募集やインタビューが困難であったため、データ収集ができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究はインタビューによる研究参加者の語りをデータとして用いる研究である。しかし、感染拡大したコロナ禍では、対面でのインタビューが困難であり、リモートでのインタビューについては研究参加者の同意が得られず、データ収集ができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていると判断された時期を見計らって、再び医療施設及び家族支援団体での研究参加者を募集する。対面でのインタビューが可能となるよう感染対策の充実と面接室の確保を行い、不安を与えない配慮を行う。
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