研究課題/領域番号 |
22K11048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 宮崎大学 (2023) 福井大学 (2022) |
研究代表者 |
谷口 光代 宮崎大学, 医学部, 講師 (30613806)
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研究分担者 |
上澤 悦子 大阪信愛学院大学, その他部局等, 研究員 (10317068)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 夫婦エンパワーメント / 離島 / 健康教育プログラム / 夫婦 / エンパワーメント / 夫婦のエンパワーメント |
研究開始時の研究の概要 |
離島の周産期医療体制は、2000年以降、周産期医療施設の集約化が進み、助産師の偏在化から助産師数も不足し、島内での安全・安心な分娩へは大きな課題がある。さらに、離島では、異常時には緊急の島外搬送が避けられない現状があり、搬送された妊産婦は、自身の選択・意思決定ができない否定的な体験が、女性にとってパワーレスな状況となっており支援が必要である。 夫婦が居住する離島の周産期医療や地域の背景を踏まえ、離島で出産する夫婦が妊娠期から力をつけ、夫婦関係を基盤に夫婦エンパワーメントを高めながら親になる理論的枠組みにおける教育プログラムの開発が重要である。
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研究実績の概要 |
離島の周産期医療体制は、周産期医療施設の集約化が進み、助産師の偏在化から助産師数も不足し、島内での安全・安心な分娩へは大きな課題がある。さらに、離島では、異常時には緊急の島外搬送が避けられない現状があり、搬送された妊産婦は、自身の選択・意思決定ができない否定的な体験が、女性にとってパワーレスな状況となっており支援が必要である。夫婦が居住する離島の周産期医療や地域の背景を踏まえ、離島で出産する夫婦が妊娠期から力をつけ、夫婦関係を基盤に夫婦エンパワーメントを高めながら親になる理論的枠組みにおける教育プログラムの開発が重要である。 本研究の目的は、離島で出産する夫婦が妊娠期から夫婦のエンパワーメントを高め、夫婦が安心して出産育児ができるための健康教育プログラムの開発を行うことである。 2023年度においては、離島ではなく都市部で行った夫婦のエンパワーメントを高める県教育プログラムの介入研究の結果より、初経産別に着目して分析したところ、初産婦、経産婦とでは、夫婦や家族の課題や夫婦のコミュニケーションなどにおいて違いがあることが明らかとなった。この結果を今後、発表し論文化していく予定であり、今後の研究に活用していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究エフォートの確保に影響し研究遂行に困難を生じた。本年度計画していた、教育プログラムの介入までは実施できなかったが、本年度は、本教育プログラムに活用できる分析ができて新たな知見を得ることができたため、次年度に活かしたい。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、新たな知見を研究発表および論文投稿していく予定である。また、この結果を本教育プログラムに活用し、研究協力施設と調整を行い、研究が実施できるように進めていく予定である。
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