研究課題/領域番号 |
22K11058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
青木 真里 浜松医科大学, 医学部, 教務補佐員 (20770944)
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研究分担者 |
安田 孝子 浜松医科大学, 医学部, 教授 (30377733)
坪見 利香 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (40452180)
北村 晃寿 静岡大学, 理学部, 教授 (20260581)
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研究期間 (年度) |
2023-02-10 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 乳児 / ローリングストック / 災害 / 備蓄 / フェーズフリー |
研究開始時の研究の概要 |
災害時要配慮者である乳児は避難所生活で支障をきたしやすい。新型コロナウイルス感染症の流行の影響も相まって、母親は避難所生活を敬遠する傾向が強まっているが、自助である乳児の食料備蓄率は32.9%と低い。備蓄率向上のため、乳児用品の災害備蓄行動の実態や認識、教育ニーズを把握していく。平常時と非常時の区分をなくし、生活の延長線上で備えるフェーズフリーを乳児用品のローリングストックに応用した継続可能な災害備蓄行動の具体策の提案を行う。
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研究実績の概要 |
乳児のいる家庭でのローリングストックによる継続可能な災害備蓄行動の在り方を検討することを目的とする。これにより、乳児の災害備蓄行動の特徴など備蓄率の低い要因が明確となり、乳児のための災害備蓄行動の具体策の提案に寄与できる。さらに、災害に対する母親の不安軽減や災害時の母子の安全安楽へ繋がることが期待できる。 本年度は、乳児のいる家庭でのローリングストックによる災害備蓄行動の実態および認識、教育ニーズを明らかにするために、乳児養育中の母親に対する半構造化インタビュー調査を実施していく。インタビューの対象者は、浜松市や静岡市、熱海市などの台風や大雨により被災した地域に住む乳児を養育している母親であり、乳児用品を備蓄している母親10~15名とし、リクルート方法は雪だるま式標本抽出法とする。インタビューは一人30~60分とし、オンラインまたは対面により実施していく。インタビュー内容は、1.属性、2.備蓄内容、3.乳児用品のローリングストックによる備蓄の具体的方法、4.乳児用品のローリングストックによる災害備蓄への認識、5.乳児用品のローリングストックによる災害備蓄に関する夫の認識や協力体制、6.乳児用品の災害備蓄に関する教育へ求めることとし、インタビューガイドに沿って進めていく。インタビュー調査と並行し、インタビュー内容の分析を行っていく予定であった。 上記内容で半構造化インタビュー調査の計画を立て、倫理委員会受審のための準備を行っていた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
令和5年度は、6月より妊娠による療養、また11月より産休育休取得したため、研究活動を行うことができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和7年度から研究を再開する予定であり、当初予定していた乳児養育中の母親へのインタビュー調査を実施し、並行してインタビュー調査の分析を実施していく予定である。
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