研究課題/領域番号 |
22K11067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
松田 英子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (10848849)
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研究分担者 |
加納 尚美 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40202858)
山波 真理 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (80736851)
金澤 悠喜 筑波大学, 医学医療系, 助教 (80812833)
鈴木 琴子 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (90320051)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 思春期女子 / 月経教育 / 保護者 / 月経 |
研究開始時の研究の概要 |
将来の妊娠に向けて、また、健康の指標として生理と付き合うためには、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点に基づいた知識や理解、対処スキルが必要となる。しかし、初経後の女子のサポートは、家庭で保護者によるところが大きい。 本研究の開発にあたり、保護者に、保護者自身のヘルスリテラシー、娘の抱える生理の問題と解決方法、リプロに関する理解など実態を明らかにする。これをもとに、保護者による参加型の生理教室を企画し、評価を行う。この研究によって、思春期女子の生理について保護者が十分な理解と知識をもって、家庭において適切に娘を支援することで、思春期女子のQOLの向上が期待できると考える。
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研究実績の概要 |
本研究は、思春期女子の保護者に向けて、家庭でのリプロダクティブヘルス/ライツ(以下リプロとする)を基盤とした「生理教育」プログラムを開発し、評価することを目的としている。 2022年度は、プログラム作成にあたり、国内外の文献検索し精読中である。同時に、生理教育(医学的には「月経」であるが、この研究においては「生理」と表記する)に関する一般向けの書籍やWebコンテンツを探索し、生理教育に関する包括的な評価に必要な知識体系を特定に向け、分析を進め、家庭内で保護者が教育・支援する際に必要な内容の精査を行っている。 また、研究フェーズ1に挙げた、保護者が娘に対して行う健康行動を規定する要因の明確化のため、フォーカスグループインタビュー(以下FGI)を予定している。それに先立ち、思春期の娘を持つ母親2名にプレインタビューを行った。プレインタビューでは、娘の生理に関する心配事、家庭での教育や支援についての実態を調査した。この結果を踏まえ、FGI実施時のインタビューガイドの作成を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍において、フォーカスグループインタビューの実施に至らなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
本年度6月の研究倫理委員会の承認を得た後、研究活動を再開する。 再開にあたり、研究計画の見直しを行い。各研究フェーズに要する研究期間および方法を精査する。
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