研究課題/領域番号 |
22K11099
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
太田 淳子 帝京大学, 医療技術学部, 講師 (30785184)
|
研究分担者 |
渡辺 修一郎 桜美林大学, 健康福祉学群, 教授 (20230964)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 熱中症 / 高齢者 / リスク / 質問紙 / スクリーニング / スクリーニング質問紙 |
研究開始時の研究の概要 |
熱中症による救急搬送人員は高齢者が最も多く,全死亡者数の約8割は65歳以上と報告されている.熱中症を発症するリスクの高い高齢者をいかに早期発見することが重要である.高齢者の熱中症の特性を踏まえた身体的,心理的,社会的,環境的な質問項目を含めた熱中症リスクのスクリーニングは必要不可欠であると考えられる. 本研究の目的は,高齢者の熱中症リスクスクリーニング質問紙を開発することである. 研究1では,高齢者の熱中症リスクスクリーニング質問紙の原案を作成し,質問紙の内的整合性を検証する.研究2では,研究1で作成した高齢者の熱中症リスクスクリーニング質問紙の信頼性,妥当性の検討を行う.
|
研究実績の概要 |
本研究テーマである「高齢者の熱中症リスクスクリーニング質問紙の開発」を実施するにあたり、高齢者の熱中症リスクスクリーニング質問紙の信頼性、妥当性を検証することを目的に第2研究の調査を実施した。 2023年7月~8月に第1研究で作成した高齢者の熱中症リスクスクリーニング質問紙の質問項目の原案を用いて、東京都A区の住民基本台帳の65歳以上の高齢者がいる世帯から層化無作為抽出にて1,000世帯を抽出し、郵送による自記式質問紙調査を行った。熱中症リスクスクリーニングの対象者は,層化無作為にて抽出された65歳以上の高齢者であり、質問項目の回答者は当該高齢者の家族や普段から気にかけてくれる周囲の人たちとした。質問紙を回収、データ整理を行い、現在、分析を進めている。 第1研究の論文を日本健康医学会に投稿し、受理された。今後掲載される予定である(現時点では掲載号未定)。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
住民基本台帳からのサンプリング、封筒の宛名印刷と質問紙封入および投函、返信された質問紙の回収、回答結果の入力作業を業者と委託契約し調査を行った結果、正確かつ効率的に進めることができた。
|
今後の研究の推進方策 |
第2研究の分析を進め、論文作成と論文投稿を行う予定である。最終的に「高齢者の熱中症リスクアセスメントツール」を完成させる予定である。
|