研究課題/領域番号 |
22K11110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
古瀬 みどり 山形大学, 医学部, 教授 (30302251)
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研究分担者 |
東海林 美幸 仙台青葉学院短期大学, 看護学科, 講師(移行) (90735911)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アドバンス・ケア・プランニング / 訪問看護師 / 本人主体 / グッドプラクティス / 多職種連携 / 高齢者 / エンドオブライフ・ケア |
研究開始時の研究の概要 |
令和4~5年度は、病棟看護師、訪問看護師のACP 実践に関する全国調査を行い、ACP 支援の現状、ならびに患者・利用者主体のACP について概念を明らかにする。令和5~6年度は、訪問看護師、訪問看護利用者及びその家族に、ACP 支援に関する面接調査を行う。患者・利用者主体のACP についての概念分析結果を参照し、ACP 実践事例のグッドプラクテ ィスを選定する。選定された事例を質的に分析し、在宅高齢者のACP 支援モデルについて検討する。
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研究実績の概要 |
本研究は、訪問看護師が関わり「患者・利用者主体」のACP支援を行ったグッドプラクティスを集め、病院から在宅ケアに至るまでの在宅高齢者におけるACP支援モデルを構築することを目的とする。 令和4~5年度にかけて、病棟看護師、訪問看護師のACP実践に関する全国調査を行い、ACP支援の現状、ならびに患者・利用者主体のACPについて概念を明らかにすることを計画した。調査内容の原案を検討するため、3名の訪問看護師とオンライン面接を行い、在宅ケアの現場におけるACPの現状について情報収集を行った。 その結果、【訪問看護師が限られた時間の中でACPの対話や死に関する話を行うには困難がある】ことが語られたが、【その人を尊重したケアを行うためにはACPが重要で、ACPを看護師間で広げるための工夫を行っている】ことや【在宅療養生活が継続できるよう意思決定支援にかかわり、療養生活を見守る】が明らかになった。また【ACPがなされないことによる弊害】も語られ、そのような事例では多職種連携における葛藤を感じていた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初計画した調査が必ずしも必要かどうかを検討するための情報収集に時間を費やした。その結果、研究計画を変更することとした。
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今後の研究の推進方策 |
訪問看護師からは事例を通しての情報提供が適切と考え、質問紙調査を不要と判断した。訪問看護師にはインタビュー調査を、病棟看護師には質問紙調査を実施し、ACP支援の現状と患者・利用者主体のACPについて概念を明らかにすることに計画を変更した。また研究体制を強化するため、次年度より分担研究者を1名追加した。追加した分担研究者には、病棟看護師への調査を実施してもらう。
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