研究課題/領域番号 |
22K11118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 公立小松大学 |
研究代表者 |
中田 明恵 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (80507369)
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研究分担者 |
木村 誠 公立小松大学, 国際文化交流学部, 准教授 (00410390)
塚崎 恵子 金沢大学, 保健学系, 教授 (20240236)
杉森 公一 北陸大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40581632)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 腎機能低下 / アクティブラーニング / 教育プログラム / オンライン / 腎機能低下予防 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は腎機能低下予防に特化した非接触型の教育プログラムを開発し,地域における腎機能低下予防プログラムのモデルを提示することを目的とする。2022年度は,新しい教育プログラムの設計を行う。2023年度は,研究計画書を研究倫理審査委員会に諮り,承認を得た後,対象者を募り,実際の教育プログラムの実施と評価を行う。2024年度は,実施した結果について分析し,論文にまとめ結果を公表する。
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研究実績の概要 |
今年度は、アクティブラーニングを活用した教育の効果を評価する方法のひとつとして、テキストマイニングが活用できるかを検討した。予備的に行っていた学生を対象としたアクティブラーニングプログラム(オンデマンドとオンライン、対面を併用したもの)の内容で学んだことに関する記述レポートをテキストマイニングを用いて分析し、その結果を第12回日本公衆衛生看護学会学術集会にて発表して他の研究者からの意見をいただいた。テキストマイニングでは学習者が理解した内容のまとまりを容易に検出でき、集団全体としてどのようなことが学べたのかの概要を掴むことに適していた。より詳細で本質的な分析は質的な分析方法を取ることが必要と判断した。また、同学術集会で他の評価方法や研究手法に関する情報収集を行った。 今年度、教育において前期に担当する科目が昨年度より1科目増え、責任科目が10コマ/週となったことで、前期の期間は多忙を極めた。8月~11月にかけて自身が体調を崩し、その後体調を崩さないことを優先して穴をあけられない教育の仕事を進めたこと、10月-12月は大学が受け入れたJICAの青年研修準備のため研修先である小松市いきいき健康課との折衝やJICAの研修で講義する内容の作成などの準備、実際の受け入れ対応に時間が必要となったこと等から研究の準備が進められておらず、さらに1月1日に発生した能登半島地震により、教育を担当する学生への個別支援や対応を優先したこと、研究に協力していただく予定の医療従事者が務める市内の病院においても二次避難者等の受け入れがあり、教育プログラムの具体を検討する協力をお願いする余地が無かったこと、そして同県内にある各大学においても同様に被災後学生および教職員等への対応がなされており、研究者間での打合せ等を行うことが難しかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者の体調不良による研究計画遂行の遅れと能登半島地震後の対応等により打合せを行うことが難しかったことから、研究計画の進行は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画および教育プログラムを組むための打合せを関係者と行い、9月に予定されている大学の研究倫理審査委員会に研究計画書を提出し審査を受ける。具体的には、6月までに教育内容を固め、教育プログラムの全体像を関係者と共有する。教育プログラムに合わせて、7月には評価方法を関係者間で検討し決定する。教育で使用する動画などのデジタルコンテンツの作成を進め、倫理審査委員会の承認後、速やかに研究対象者の募集に入れるように作業を進め、教育プログラムを実施していく。
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