研究課題/領域番号 |
22K11121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
岡本 光代 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 准教授 (50458080)
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研究分担者 |
山田 和子 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (10300922)
橋爪 洋 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (10326382)
森岡 郁晴 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (70264877)
小田 真弓 和歌山信愛大学, 教育学部, 講師 (30854088)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 幼児 / こどもロコモ / QOL / 生活習慣改善プログラム開発 / 介入研究 / 子どもロコモ / 生活習慣改善プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
子どもを取り巻く生活環境は、スマートフォンや携帯ゲーム機が普及したことに加え、コロナ禍の外出自粛により大きく変化している。これにより、子どもの運動機能が低下し「子どもロコモ」が増加している。そこで、保育所、幼稚園に通う幼児を対象に、運動器検診、絵カード式QOLの聞き取り調査、保護者を対象に幼児の生活習慣に関する質問紙調査を行い、その結果を踏まえて、子どもロコモに着目した生活習慣改善プログラムを試作し、介入研究により効果検証する。
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研究実績の概要 |
子どもを取り巻く生活環境は、スマートフォンや携帯ゲーム機が普及したことに加え、コロナ禍の外出自粛により大きく変化している。これにより、子どもの運動機能が低下し「子どもロコモティブシンドローム」が増加している。そこで、保育所、幼稚園に通う幼児を対象に、運動器検診、絵カード式QOL調査票を用いたの聞き取り調査、保護者を対象に幼児の生活習慣に関する質問紙調査を行い、その結果を踏まえて、子どもロコモに着目した生活習慣改善プログラムを試作し、介入研究により効果検証する。 2022年度はコロナ禍で施設の協力が得られなかった。共同研究者が実施している、和歌山県内の小学校における子どもロコモに関わる運動器健診に参加するとともに、共同研究者と幼児の運動器健診の方法について検討した。こどもロコモの測定時の児童(1年生)の様子を観察しところ、身体能力のチェックは、肩の挙上(180度)、片足立ち5秒、しゃがみ込みをそれぞれ簡易に視診することができ、幼児においても有効であることを確認した。偏平足については、幼児のほとんどに見られ、体重が軽いため正確に測定することが難しいと考えられることから、調査項目から除外することとした。また運動器の測定だけでなく、姿勢や体の使い方などを見るために、保育園での生活をビデオカメラで撮影することとした。これらのことを踏まえて、幼児の運動器健診の内容を検討するとともに、調査に協力いただく施設と打ち合わせを実施している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初の計画では、2022年度に幼児を対象とした運動器健診および絵カード式QOLの聞き取り調査、保護者を対象に質問紙調査を実施する予定であったが、絵カード式QOL尺度の開発がコロナ禍の影響でたため、2022年度の計画を実施できなかった。予定より大幅に遅れている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
先行して実施した小学生の運動器健診チームと連携し、幼児の運動器の調査項目や調査方法について検討している。2022年度に実施した絵カード式QOL尺度の信頼性、妥当性が確認でき次第、小学生の運動器健診を実施した自治体のこども園の協力を得て、2023年度に調査を実施する予定である。
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