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児童虐待予防に繋がる保健師の支援記録の質保証のためのチェックリストの検証と評価

研究課題

研究課題/領域番号 22K11124
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関弘前学院大学

研究代表者

柳澤 尚代  弘前学院大学, 看護学部, 教授 (10310369)

研究分担者 菅原 京子  山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (40272851)
清水 洋子  東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (90288069)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2022年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード保健師 / 支援記録 / 児童虐待予防 / セルフチェックリスト / 検証 / チェックリスト / 質保証
研究開始時の研究の概要

平成29年度基盤研究(C)(一般)の助成により「児童虐待予防に繋がる保健師の記録様式標準化と記録に関する教育プログラム開発・評価」に取り組み、記録様式の標準化をはじめとした研究で、一般化の足がかりを得た。先行研究で作成した記録様式のチェックリストを、さらに児童虐待予防に特化した記録様式のチェックリストに改訂していくことが求められている。

研究実績の概要

1)平成29年度採択の「児童虐待予防に繋がる保健師の記録様式標準化と記録に関する教育プログラム開発・評価」は、「記録様式の標準化」、「記録の実態把握と課題」、「教育プログラムの開発と評価」の3つの側面から検討した。その結果、保健師活動の質改善には記録様式の標準化は不可欠であることを明らかにした。さらに、「内部研修」と「システム化」の2つの視点から、経験学習理論に基づく教育プログラムを開発した。本研究は、継続する研究として「児童虐待予防に繋がる保健師の支援記録の質保証のためのチェックリストの検証と評価を行うこと」を目的として、「セルフチェックリスト」の妥当性を検証することである。
2)「セルフチェックリスト」は、「①支援の目的は明確か」「②支援の目的にそって、事実が収集できているか」「③事実と意見は分けて記しているか」「④観察したことを数値化して書いているか(回数、距離、指標など)」「⑤保健師活動の思考と行為の一連の過程にそった文脈のつながりがあるか」「⑥支援行為の根拠となる事実が記されているか」「⑦保健師の支援に対する対象者の反応を記しているか」「⑧保健師の支援計画や支援の意図および支援方法を記しているか」「⑨アセスメントは保健師の視点で行っているか」「⑩組織のルールにそって記録を記し、保管しているか」の10項目で構成している。「セルフチェックリスト」には、支援記録以外にも「保管・管理システム」「人材育成」などの項目も追加する予定であり、デルファイ法により評価項目の精査を開始している。
3)看護系学会で、「保健師記録に関する研修会の実践例とその効果」のテーマでワークショップを主催した。発表は、愛知県における「記録マニュアルの活用状況」、「記録に関する基盤整備および人材育成に関する実態調査の結果とその成果」で、研修会の効果を可視化できたことで、活発な議論が行われた。

報告書

(1件)
  • 2022 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 時代が求める保健師記録の仕組みづくり~保健師記録に関する研修会の実践例とその効果2022

    • 著者名/発表者名
      栁澤尚代、菅原京子、清水洋子
    • 学会等名
      日本公衆衛生看護学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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