研究課題/領域番号 |
22K11148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
千葉 真弓 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (20336621)
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研究分担者 |
清水 安子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50252705)
柄澤 邦江 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (80531748)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 高齢糖尿病患者 / セルフマネジメント / MCI / 高齢者 / 糖尿病 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、軽度の認知機能障害(Mild Cognitive Impairment;以下MCI)を持つ高齢糖尿病患者の生活のセルフマネジメントを支援する看護実践モデルの開発を目的とする。これは高齢糖尿病患者に対する高度な糖尿病看護実践を提供している慢性疾患看護(糖尿病)領域の看護専門職と、高齢者看護領域に関わる多方面の看護専門職との協働による看護実践モデルの開発である。文献検討並びに各専門領域の看護師への面接調査により取り出した看護実践項目をもとにモデルの構成概念を取り出してモデル案を作成した後、臨床への適用を検討する。
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研究実績の概要 |
軽度認知機能障害(MCI)を有する高齢糖尿病患者のセルフマネジメントを支える看護実践モデルの開発を目的とする。研究の第1段階として、文献検討と糖尿病、高齢者看護の各専門看護師を対象とした面接調査によるセルフマネジメント支援の看護実践項目の抽出とモデル案の作成を目指している。令和4年度は軽度認知機能障害(MCI)を有する高齢糖尿病患者のセルフマネジメントの支援に関する国内の文献し、看護実践の抽出をおこなった。 国内の2021年12月までに発表された10文献を対象に論文の中で記述されていた軽度認知機能障害を有する高齢糖尿病患者へのセルフマネジメントを支える看護実践を取り出し、カテゴリー化を行い看護実践の概要を把握した。その結果【患者の言動と療養生活の現状から認知機能の変化を捉える】【患者の保持している力を捉える】【患者の療養生活への意向を尊重する】【環境を整え療養行動を支える】等、9つの看護実践が抽出された.これらの9つの看護実践を<アセスメント><患者の意思の尊重><患者と家族への個別支援><多職種協働で行う支援>の4つの側面からなる実践として捉えた。 上記結果を論文として発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度は文献検討を実施し、看護実践モデル作成のための実践内容の抽出を行った。これに加えて、糖尿病と認知症看護の専門家それぞれから、高齢糖尿病患者への看護についてのグループインタビューを行い実践内容を明らかにする予定であったが実施準備の段階であるため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は糖尿病看護の専門家と認知症看護の専門家双方からフォーカスグループインタビュ―を行い、そこから取り出した実践内容と文献検討で明らかにした実践内容と合わせて実践モデルを構成する実践項目案を作成する。 その後、糖尿病、認知症、老年看護、慢性疾患看護の各専門家による会議を行い、作成した実践項目案から看護実践モデルの構成要素とそれら構成要素との関連を検討して看護実践モデル案を作成する。あわせて、看護実践モデルによるアウトカムの指標について検討する。 作成した看護実践モデル案を複数の糖尿病外来での認知機能低下(MCIを疑われる)のある高齢糖尿病患者への看護として適用する。適用した実践事例についてアウトカム指標に基づいて評価して作成した看護実践モデル案の評価を行う。
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