研究課題/領域番号 |
22K11149
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
雑子 侑里 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60886208)
|
研究分担者 |
尾崎 伊都子 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (00347395)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 相互作用 / 保健指導 / 評価 / 生活習慣病 / 対話 |
研究開始時の研究の概要 |
医療費の約3割、死亡者数の約6割を占める生活習慣病の対策は急務とされており、これまで以上に生活習慣病予防に効果的な保健指導が求められている。保健指導は、相談者と支援者が互いに影響を及ぼしあいながら展開するため、両者の関係性が保健指導の効果を左右する。 これまでの研究で、相談者と支援者の関係性を形成する相互作用に着目し、保健指導における両者の相互作用を明らかにした。 本研究では、労働者の生活習慣病予防に向けた保健指導において、相談者と支援者の相互作用に焦点をあてた保健指導評価ツールを作成し、その有用性と実用可能性を検証する。
|
研究実績の概要 |
本研究の目的は、労働者の生活習慣病予防に向けた保健指導において、相談者と支援者の相互作用に着目した保健指導評価ツールを作成開発することである。相談者と支援者の相互作用という新たな視点から保健指導のプロセスを評価するツールを開発することで、保健指導を実施する支援者のスキルアップや保健指導の質の向上に寄与できると考える。 第1研究では、これまでの研究成果を基に「保健指導評価ツール(暫定版)」を作成し、デルファイ法により内容妥当性を検討する。そして、その結果を基に相談者と支援者の両者が合意する「保健指導評価ツール」を作成する。 第2研究では、第1研究で作成した「保健指導評価ツール」を実際の保健指導場面に適用することにより、評価ツールの有用性および実用可能性を検証する。 2022年度は、研究者が先行研究で明らかにした保健指導場面における相談者と支援者の相互作用の内容整理および文献検討を行い、「保健指導評価ツール(暫定版)」に用いる評価項目案を検討した。また「保健指導評価ツール(暫定版)」の内容妥当性を検討するために行う質問紙調査の対象者選定方法についても検討を行った。 2022年9月から産前産後休業および育児休業取得のため、研究を一時中断した。 再開後は、引き続き「保健指導評価ツール(暫定版)」に用いる評価項目案を検討した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者が産前産後休業および育児休業を取得し、研究活動を一時中断していたため。
|
今後の研究の推進方策 |
2024年度は、これまでに作成した「保健指導評価ツール(暫定版)」に用いる評価項目案について、集約と精査を行う。 その後、デルファイ法により「保健指導評価ツール(暫定版)」の内容妥当性を検討し、相談者と支援者の両者が合意する「保健指導評価ツール」を作成する。
|