研究課題/領域番号 |
22K11150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
羽場 香織 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90419721)
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研究分担者 |
小竹 久実子 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90320639)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 喉頭摘出者 / 在宅療養 / 訪問看護 / 喉頭周囲がん / 喉頭周囲がん患者 / 喉頭全摘出 / 訪問看護師 / 暮らしの再構築 / 社会復帰 |
研究開始時の研究の概要 |
がんのために喉頭を全摘出した療養者(以下、喉摘者)は、日常生活に様々な困難が生じ、在宅移行後にQOLの下降がみられている。しかし、在宅移行後は、医療者から継続的な支援が得られにくい。個々の生活状況等をふまえた訪問看護師よる支援が喉摘者のQOL向上に有効だと考えるが、その実態は明らかにされていない。 そこで本研究では、①喉摘者への訪問看護は、現状どのくらい行われているか、②訪問看護師は、喉摘者にどのように支援しているか、の2点を明らかにする。 上記①は、がん療養者への訪問実績がある国内訪問看護事業所に対する質問紙郵送調査を、上記②は、喉摘者の訪問経験がある訪問看護師を対象とした面接調査を行う。
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研究実績の概要 |
前年度に引き続き、在宅で暮らす喉頭摘出者に関連する論文を収集しての文献検討を通じて、喉頭摘出者を取り巻く現状や、主に治療終了後の時期における看護職との関わりの実態の把握を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度も所属機関における教育業務に関して、欠員の補充がされない状況が継続したことにより、学生の教育の機会の確保(主として臨地実習の運営の安定)に向けた教育業務の多忙さが影響したと考える。 また、本邦を調査範囲とした先行研究を概観する限り、喉頭周囲がんによる喉頭摘出者に対する訪問看護師の関わりが把握できる文献が限られる現状が見えてきたことから、文献検討の範囲を再検討を要した経緯が影響したと考える。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、本研究に関する研究者のエフォートを上げられるように、教育業務との間での業務調整をより綿密に行い、本研究の遂行に努める。 また、従前の研究計画では、次年度が科研費交付の最終年度であるため、助成期間の延長を含め、研究計画全体の見直しを早急に行っていきたいと考えている。
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