研究課題/領域番号 |
22K11155
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 群馬パース大学 |
研究代表者 |
矢島 正栄 群馬パース大学, 看護学部, 教授 (40310247)
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研究分担者 |
桐生 育恵 群馬パース大学, 保健科学部, 講師 (00448888)
廣田 幸子 群馬パース大学, 看護学部, 教授 (00587678)
小林 亜由美 群馬パース大学, 看護学部, 教授 (20323347)
奥野 みどり 群馬医療福祉大学, 看護学部, 教授 (80644484)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 発達障害 / 保健師 / 学齢期 |
研究開始時の研究の概要 |
発達障害児及び発達障害が疑われる児(以下、「発達障害児等」という。)の小学校就学準備から学齢期における市区町村保健師の支援技術と連携体制のモデルを提示し、全国における支援と連携の実態と適用の課題を明確化することを目指す。 1.発達障害児等の保護者及び教育、保健、福祉等関係者のインタビューから導く支援プロセスの構造化および市区町村保健師による支援技術の試案作成 2.発達障害児等の支援経験を有する保健師を対象とするデルファイ法による、支援技術の確定 3.教育、保健、福祉等の連携の先進地域における連携の仕組みの類型化 4.全国市区町村保健師への郵送調査による支援と連携の実態および課題の明確化
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研究実績の概要 |
学齢期およびその前後の発達障害児等の支援プロセスと市町村保健師の役割を構成する要素を抽出・構造化するための、保護者及び教育、保健、福祉等関係者等を対象とするインタビュー調査の準備を行い、インタビュー調査を試行した。応募者らが所属する発達支援研究会の参加者および参加者から紹介を受けた特別支援学校専門アドバイザー2名、スクールカウンセラー1名並びに特別支援教育を志望する学生の教育従事者1名から意見聴取を行い、その結果をもとに、市区町村保健師による乳幼児健診等におけるスクリーニング、保護者支援、地域における支援体制の構築、障害者を支える地域づくり等の視点を含むインタビュー内容を構成し、インタビュー計画を立案した。さらに、学齢期の発達障害児の保護者1名を対象にインタビュー調査を試行した。 次年度はこの計画に従い、市区町村保健師、保育所等の担当者、通級指導教室の担当者、特別支援学校の学級担任および専門アドバイザー、小学校・中学校の通常の学級及び特別支援学級担任、養護教諭、スクールカウンセラー、児童発達支援及び児童デイサービスの児童指導員等から広く対象者を募り、就学準備から入学初期、小学校在学期、中学校在学期の3期において市区町村保健師を含む複数職種が関与して就学支援が行われた事例について、発達障害児等と保護者及び各支援者がそれぞれの立場で直面した困難・課題と対応の経過、関係者間の連携、特に市区町村保健師との関わり、市区町村保健師や地域の支援体制への要望等について、インタビュー調査を実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度は、市区町村保健師による支援技術試案の作成に向け、インタビュー調査の準備及び調査の実施を予定していた。予定していた準備は概ね完了したが、新型コロナウイルス感染症の影響により、調査の実施には至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度中にインタビュー調査の実施および分析を実施し、保健師の支援技術試案を作成する。
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