研究課題/領域番号 |
22K11188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
宮川 祥子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 准教授 (00338203)
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研究分担者 |
田口 敦子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (70359636)
石川 志麻 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 講師 (50598919)
加藤 由希子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 助教 (00903329)
神原 咲子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (90438268)
宮崎 浩之 東京大学, 空間情報科学研究センター, 特任助教 (80764414)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 保健師課程 / 地理情報システム / GIS / カリキュラム / 保健師 / 教育 / ICT |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、大学保健師課程でのGIS活用スキル習得を目標としたカリキュラムモデルを構築することである。保健医療分野におけるGIS教育は、そのポテンシャルに比してほとんど浸透しておらず、本研究の成果によってモデルカリキュラムが構築されれば、より導入が促進されることが期待できる。本研究の成果となるカリキュラムで学んだ看護学生がGISの応用可能性を理解した保健医療実践者となることで、ICT専門職を含む多職種による新しいケアの創出の取り組みに繋がることが期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究では、大学保健師課程でのGIS 活用スキル習得を目標としたカリキュラムモデルについての検討を行う。2022年度は、保健師課程カリキュラムにおける地理情報(地図)およびGIS や電子地図の活用実態、活用ニーズ、および活用の課題について調査をするための準備として、保健分野に関連した国内外でのGIS活用の事例についての調査、関連する研究の調査、保健師課程教育でのGIS活用の可能性についての検討、保健師活動で利用している地理情報と今後の活用可能性についての検討を行った。 さらに、保健師養成課程校への調査に向けて、キャリアラダー、モデル・コア・カリキュラム、国家試験出題基準棟を参考に調査項目の検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定していた事例調査や検討を実施し、大学調査のための準備を実施することができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、保健師課程を持つ大学を対象に、GIS活用の現状と課題、今後の活用可能性に関する調査を行い、さらに特徴的な取り組みを行っている大学担当者に対するインタビュー調査を実施する。その結果を参考に、GIS活用能力育成のためのミニマムリクワイヤメントを抽出し、これらを統合して保健師業務に必要となるGISのミニマムスキルを身につけるためのカリキュラム案を構築する。
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