研究課題/領域番号 |
22K11221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 森ノ宮医療大学 |
研究代表者 |
中村 めぐみ 森ノ宮医療大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (70804508)
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研究分担者 |
佐浦 隆一 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10252769)
横井 賀津志 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 教授 (50506912)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 関節リウマチ / ゴールセッティング / 運動処方 / 高齢者 / 運動アドヒアランス |
研究開始時の研究の概要 |
高齢関節リウマチ患者の運動への積極性ともいえるアドヒアランス(積極性・遵守性)を高めて保つ方法が未だ確立されておらず,患者は運動処方に関する指導を専門家から十分に受けられていない現状がある.そこで,運動への積極性ともいえる,運動のアドヒアランスを高めるオンラインでのアクティブゴール設定アプローチの構築と効果検証を行う.本研究により,運動処方の効果を長く保つことが可能となり,将来的には疾患を問わず広い活用が期待される.また,感染リスクに配慮し,かつ十分な運動処方を提供する一助となる.
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研究実績の概要 |
本研究の目的は高齢RA患者の運動アドヒアランスを高めるアクティブゴール設定アプローチの構築である.研究の第一段階として,今年度の目標は医療提供者と患者にインタビュー調査を行い,運動のアドヒアランスを高めるために必要なゴール設定の実例と質問を抽出することであった. 研究内容:2022年度は関節リウマチの手に有用なハンドエクササイズプログラムSARAHの運動処方を実施した.実施人数は2名であった.対話のセッションでのインタビュー聴取と,1名に対する超音波画像を用いた炎症の評価を加えて実施状況におけるリスク対策を実施した.ゴールセッティングについては,初回設定時は身の回り動作・家事といった自宅内での手を使う動作での設定で複数の提案が対象者より得られた.また,インタビューを通して生活課題に関する困りごとやニーズに関する情報を得た.これらを活用し,ゴール設定に関するセラピスト側の質問例を収集している.今後の参加者募集拡大に向けて,日本リウマチ友の会の会長に研究協力依頼を行った. 結果:運動処方については,介入期間(12週間)の実施回数は週3回以上であった.自主トレ期間は現在調査中である. なお,これまでの成果については,第31回日本リウマチ学会近畿支部学術集会で報告(口述演題)を行った. 今後:現在調査中のデータの解析と,日本リウマチ友の会を介した募集に関する実施方法の検討を行う.また,本研究で用いるSARAHは2023年より患者教育サイトを新たに公開する.その実施方法と運営方法について原著者らから学ぶことを計画している.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度はコロナ禍の影響を受けており,初回評価といった対面の評価を実施する形での研究依頼が困難であったため.
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今後の研究の推進方策 |
日本リウマチ友の会における広報での参加者募集を予定している. また,SARAHの開発者チームと連絡を取り,オンライン教育に関する新たな実施方法についての教授を受ける予定である.これら対策によって,2023年度以降の研究参加者の拡大を図ることを検討している.
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