研究課題/領域番号 |
22K11223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 佐賀大学 (2023) 福岡女学院看護大学 (2022) |
研究代表者 |
山田 小織 佐賀大学, 医学部, 教授 (60369080)
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研究分担者 |
越田 美穂子 富山県立大学, 看護学部, 教授 (30346639)
石田 有紀 久留米大学, 文学部, 助教 (00634924)
藤野 ユリ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (90320366)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 保健師 / 保健事業 / 評価 / ICT / シミュレーション教育 |
研究開始時の研究の概要 |
わが国の各種保健事業は,PDCAサイクルで展開されており,評価(Check)は,特に重要な位置づけにある。しかし,現場の保健師は保健事業の評価に対して,自信のなさや困難感を抱いている場合が少なくない。今後,保健師が,保健事業のPDCAサイクルをより効果的に稼働させる為には,保健事業評価を遂行するための能力を向上させることが重要である。そこで本研究では『保健師の保健事業評価遂行能力を高めるICT・シミュレーション教育プログラムの開発』に取り組む。本研究の成果は,保健師の保健事業評価遂行能力やモチベーションの向上,地域における保健活動の改善や推進の一助となることが期待できる。
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研究実績の概要 |
保健師が保健事業のPDCAサイクルをより効果的に稼働させる為には、保健事業評価を遂行するための能力を向上させることが重要である。 本研究は『保健師の保健事業評価遂行能力を高めるICT・シミュレーション教育プログラムの開発』を目的として研究を進めており、2022年度より「保健師の保健事業評価遂行能力」の枠組みを検討する為に、システマティックレビューを進めている。また公衆衛生看護に関する学会等で、保健師による事業評価の実際について情報収集を行っている。これらを継続しつつ2023年度は、A県の新任期・中堅期保健師研修及び保健師活動マニュアル作成に向けたリーダー会等へ参加し、保健師(新任期・中堅期・管理期)を対象として、各種保健事業の評価指標及び評価方法の実際、組織による保健事業評価遂行における課題について実態調査(プレ調査)を行った。結果として、保健事業評価の遂行においては、組織内で保健事業評価の目的や必要性を共有できていないこと、業務多忙により保健事業評価に時間を費やせないこと、各種保健事業評価の結果を共有する機会がないこと、保健事業評価の方法について学習する機会がないこと等の課題を確認することができた。 各種保健事業評価の結果を共有する機会がないことに関しては、組織内での共通様式の作成や全体報告会開催の必要性が示唆された。保健事業評価の方法について学習する機会がないことについては、基礎教育における保健事業評価に関する学習の強化、現任教育におけるプログラム化の必要性が示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者の所属機関の異動に伴い、新たな研究フィールド及び新たなICTツール(コンテンツ)を確保することが必要になった。その準備に時間を要し、当初の計画よりも研究の進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
保健事業評価の遂行状況を確認するための実態調査(質問紙・インタビュー)を実施する。加えて、保健師現任教育におけるICT活用の実態についても情報収集を行う。さらにデータ収集及び分析方法において有効な学習教材(シミュレーションシナリオ等)を検討する。
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