研究課題/領域番号 |
22K11232
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
川村 三希子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (10405673)
|
研究分担者 |
小島 悦子 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00326612)
貝谷 敏子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (00381327)
山田 律子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (70285542)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 認知症 / 高齢者 / 疼痛マネジメント / シミュレーション教育 / がん看護 |
研究開始時の研究の概要 |
わが国は超高齢社会となり認知症を伴う高齢がん患者が増えていくことが自明です。中等度から重度の認知症がある患者は、痛みがあっても記憶障害のため痛みを忘れてしまったり、痛みをうまく伝えられず,大声をあげたり落ち着かない行動をとるなどで表現します。しかし医療者の知識不足により、これらを痛みの表現であると捉えられず見逃していることが多くあります。そこで我々は看護師に対して臨床判断を導くまでのプロセス(知識・思考過程・感情)の変容を促す効果があると言われているシミュレーション学習を取り入れた教育プログラムを開発し、認知症高齢がん患者の疼痛マネジメントの実践力を高め質の向上を図ることを目指します。
|
研究実績の概要 |
2023年度は、これまでに実施した前後比較調査で、知識テストが向上しなかった項目や実践自己評価が低かった項目に焦点を充てシミュレーション教育プログラムを洗練させていく計画で取り組んだ。知識テストが向上しなかった点については、スライド内容とデブリーフィングシナリオを見直した。実践自己評価が向上しなかった項目については、認知症高齢がん患者の臨床実践頻度の影響を受けている可能性もあるため、教育プログラムの内容は変更を加えないこととした。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
知識テストの論文が不採択となったため、再度見直し再投稿中である。よって実施した前後比較調査の適切な評価に至っておらず、2群の比較調査がデザインできていない。
|
今後の研究の推進方策 |
知識テストの論文投稿と併行して、RWLCD:Randomized Waiting List Control Designの研究計画書を作成する。
|