研究課題/領域番号 |
22K11277
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大手前大学 |
研究代表者 |
河井 伸子 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (50342233)
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研究分担者 |
野波 侑里 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (00599590)
藤田 淳子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 教授 (10553563)
谷本 真理子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (70279834)
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (90190339)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 連続性 / 日常を支える支援 / 高齢者 / 慢性疾患 / 日常性 |
研究開始時の研究の概要 |
慢性疾患と共に生きる高齢者は、身体状態が徐々に下降をたどり、日常の生活は脅かされやすい状況にある。一方、医療者にも軌跡は捉えにくく予測することが困難であることに加え、その生活がその人らしい生活なのかどうか悩むことも多い現状がある。本研究では、過去‐現在‐未来のつながりの感覚を意味する「連続性」に着目した「慢性疾患と共に生きる高齢者の日常を支える連続性を基盤としたケア実践ガイド」を開発することである。それにより様々な変化による制限がある生活の中で過去とのつながりをもたらすものが何かを高齢者と共に吟味しながら、高齢者自身が自分らしいと感じるその人の人生が凝縮した日常をともに見出す支援を目指す。
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研究実績の概要 |
高齢者の連続性に関する文献検討を行い、スコーピングレビューに向けてプロトコール作成、文献選択を行っている。また、高齢者の連続性を明らかにするインタビュー調査および慢性疾患高齢者の日常を支える看護を明らかにするためのインタビュー調査の予備調査として、訪問看護ステーションや看護小規模多機能施設の視察を行った。視察において、インタビュー調査よりも参加観察によるデータ収集の方がより実際に則したデータが収集が可能であるとの知見を得たため、研究計画を再構成し、倫理審査申請に向け実施計画を構築している。また、研究の2段階目で行う専門家会議や看護師試行による有用性の検討において、合意形成方法として活用可能な「寄りあいワークショップ」の方法についての知見を得るため、実施されている寄りあいワークショップの視察を行い、合意形成方法についての知見を得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
インタビュー調査の予備調査として行った訪問看護ステーションや看護小規模多機能施設の視察での得た知見により、研究計画を再構成したため、倫理審査申請に向け実施計画を構築している段階にあり、実施に至っていない
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今後の研究の推進方策 |
再構成した実施計画に基づいて、倫理審査申請を行い、2024年度中に、調査を実施する。
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