• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

乳幼児期の可撓性扁平足に関する実態調査およびそのリハビリテーション介入の効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 22K11289
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

宮城島 沙織  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (40781274)

研究分担者 青木 昌弘  札幌医科大学, 医学部, 助教 (20515788)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード可撓性扁平足 / 歩行 / 幼児期 / インソール / 装具療法 / 足部形態 / 運動発達 / 成長発達
研究開始時の研究の概要

近年増加傾向にある早産・低出生体重児,発達性協調運動障害を持つ児は全身の筋力や筋緊張が低く,関節弛緩性が高いことが明らかにされている.そのような低緊張の特徴をもつ児では可撓性扁平足を呈する場合を多く経験する.アーチサポートインソールの挿入(装具療法)や運動療法により速やかに歩容や姿勢が改善する症例は少なくないがそれを科学的に検討した報告は非常に少ない.そこで,本研究では乳幼児期における扁平足を呈する児の実態を調査し,さらにその治療として,装具療法と運動療法介入の効果を検証することを目的とする.

研究実績の概要

近年増加傾向にある早産・低出生体重児,発達性協調運動障害を持つ児は全身の筋力や筋緊張が低く,関節弛緩性が高いことが明らかにされている.そのような低緊張の特徴をもつ児では可撓性扁平足を呈する場合を多く経験する.アーチサポートインソールの挿入(装具療法)や運動療法により速やかに歩容や姿勢が改善する症例は少なくないがそれを科学的に検討した報告は非常に少ない.そこで,本研究では乳幼児期における扁平足を呈する児の実態を調査し,さらにその治療として,装具療法と運動療法介入の効果を検証することを目的とする.
本年度は,可撓性扁平足を有する症例に対し,アーチサポートインソールの挿入に加え,運動療法の介入を開始した.症例数はまだ蓄積できていないが,順調にデータ測定,解析を行い,症例を重ねている.
さらに,引き続き協力施設である地域の保育園,幼稚園,小学校でのデータ収集を継続していく.現状,収集したデータでは,可撓性扁平足の発症率などは徐々に明らかとなってきた.また,本データは我が国の小児における足部の発達の傾向を明らかとした初めてのデータとなる.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度は可撓性扁平足を有する症例に対し,アーチサポートインソールの挿入に加え,運動療法の介入を開始した.症例を蓄積している状況であり,おおむね順調に進展していると考えている.

今後の研究の推進方策

次年度は,可撓性扁平足を有する症例への介入,測定を継続する.さらに,健常例でのデータ収集を継続する.健常児のデータに関しては,十分なデータが蓄積してきたため,基礎データとして,症例との比較を行う.また,基礎データは我が国の小児における足部の発達を示す非常に貴重なデータであることから,学会発表や論文などで成果の公表を行う.

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi