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人工膝関節置換術および術前後のリハビリテーションは健康寿命を延伸させるか?

研究課題

研究課題/領域番号 22K11296
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

飛山 義憲  順天堂大学, 保健医療学部, 准教授 (10756927)

研究分担者 大寺 祥佑  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 副部長 (20751720)
谷口 匡史  京都大学, 医学研究科, 助教 (00827701)
澤 龍一  順天堂大学, 保健医療学部, 助教 (50769867)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード人工膝関節置換術 / 膝伸展筋力 / 健康寿命 / リアルワールドデータ / リハビリテーション
研究開始時の研究の概要

本研究では厚生労働省が所管するレセプト情報・特定検診等情報データベースおよび介護保険総合データベースを活用し、変形性膝関節症を有し人工膝関節置換術を施行した患者としなかった患者の健康寿命を比較し、人工膝関節置換術およびリハビリテーションが健康寿命に及ぼす影響を明らかにする。
さらに、健康寿命と密接に関連する膝伸展筋力に着目し、人工膝関節置換術後1年の膝伸展筋力が健常者の平均値以上と未満の患者に分け、その違いがいつから生じているのか、どのような理由で生じているかを検討する。

研究実績の概要

本研究では人工膝関節置換術および術前後のリハビリテーションが健康寿命に影響を及ぼすかを検討し、さらに術後の膝伸展筋力が健常者と同等以上に回復する者と、そうでない者の違いについて検討することを目的としている。
課題1では人工膝関節置換術および術前後のリハビリテーションが健康寿命に及ぼす影響を検討するため、厚生労働省が保有するレセプト情報・特定健診等情報データベースおよび介護保険総合データベースを活用する。既に厚生労働省に対し申請を行い承認が得られており、データの提供を待っている段階である。今年度はデータ提供を待ちながら、予備のレセプトデータを用い、人工膝関節置換術を受けた患者の解析に必要な項目やコードの検討を行っている。特に、健康寿命の定義については健康寿命のあり方に関する有識者研究会で報告されているような、日常生活動作が自立している期間と捉え要介護2以上になるまでの期間と定義するような方向で検討を進めている。
課題2では健康寿命に関連する膝伸展筋力を検討する。人工膝関節置換術を施行する患者については術前、入院中、術後1か月、3か月、6か月と継続的に計測を行っており、データを蓄積しているところである。年間およそ200名から300名程度のデータを利用できる見込みである。この患者データを健常者と比較し、健常者よりも回復している者、そうでない者に分類するための基準となる健常高齢者のデータについては計測の準備を進めている。現段階では60代40名(男性10名、女性20名)、70代40名(男性10名、女性20名)、80代40名(男性10名、女性20名)を目標にリクルーティングを行っており、次年度に測定を行う予定としている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

課題1について、厚生労働省への申請、承認は得られているものの、実際のデータ提供に時間を要している。提供を待ち、速やかに解析へ移行できるように準備をしている。
課題2についてはおおむね順調に進んでおり、健常者のデータ収集を行う予定である。

今後の研究の推進方策

課題1についてはデータ提供までに解析に用いるコード等を検討し、提供されれば速やかに解析できるように準備を行っている。
課題2については健常者のデータが得られれば、患者のデータ解析へと移行する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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