研究課題/領域番号 |
22K11320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
林 省吾 東海大学, 医学部, 教授 (60349496)
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研究分担者 |
隅山 香織 東海大学, 医学部, 准教授 (20433914)
清島 大資 東海大学, 医学部, 講師 (80756370)
横田 紘季 名城大学, 理工学部, 助教 (50815876)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 解剖学 / 医学教育 / シミュレータ / 診断 / リハビリテーション |
研究開始時の研究の概要 |
膝関節は人体最大の関節であり,体重を支える荷重関節であるにもかかわらず、非常に不安定で適合性が悪い関節である。膝関節疾患を適切に診断し,治療するためには,靭帯などの触診に加えて,膝関節を他動的に動かす試験が重要である。本研究の目的は,触診および他動的試験の技術修得に対応できる,再現性の高い膝関節疾患シミュレーションモデルを開発し,その評価を行うことである。
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研究実績の概要 |
膝関節は人体最大の関節であり、体重を支える荷重関節であるにもかかわらず、非常に不安定で適合性が悪い関節である。この不安定な関節を安定させるために、骨と骨をつなぐ靱帯が重要な役割を果たしている。膝関節疾患を適切に診断し、治療するためには、靭帯などの触診に加えて、膝関節を他動的に動かす試験が重要である。本研究の目的は、触診および他動的試験の技術修得に対応できる、再現性の高い膝関節疾患シミュレーションモデルを開発し、その評価を行うことである。 本年度は、まず分担研究者と研究の進め方について打ち合わせを行った。この議論の中で研究計画を見直すこととなり、膝関節をシミュレータにより再現するに当たり、当面の目標を形態学的に正確な模型と運動学的に正確な模型の2種の模型をそれぞれ設計、試作することとした。現在、生体および遺体を用いて、膝関節に関わる構造および、他動的に運動させた際のモーメントや可動域の、調査・計測を進めている。また、関連する研究として、膝関節の運動及び安定に関連する他の関節、すなわち仙腸関節、股関節、足関節に関する調査や、発生学的見地からの下肢形態の検討を、並行して行った。さらに、来年度以降の3Dスキャナー、3次元CAD導入に向け、機種選定や測定ポイントの抽出など、必要な準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画をブラッシュアップし,複数の施設で複数のアプローチによる研究を行うようにしたことで,それぞれの立場からの調査・計測を順調に進行できている。
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今後の研究の推進方策 |
遺体の形態学的計測について,肉眼解剖学的手法に加えて,CTおよび3Dスキャナーを導入し,これらのデータを基に正常膝関節および変形性膝関節症の3次元画像モデルを構築することを予定している。今後,これらの3次元画像モデルをもとに ,3次元CADにより実際のシミュレーションモデルの設計を行い,3Dプリンターでモデルの試作を行う。
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