研究課題/領域番号 |
22K11347
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 (2023) 東北大学 (2022) |
研究代表者 |
渡邉 公雄 福島県立医科大学, 医学部, 病院助手 (20595607)
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研究分担者 |
佐藤 恵美子 東北大学, 薬学研究科, 准教授 (20466543)
中山 昌明 聖路加国際大学, 聖路加国際病院, 部長 (60217940)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サルコペニア / HIF-PH阻害薬 / 腎不全 |
研究開始時の研究の概要 |
サルコペニアは進行性の骨格筋の筋量、強度、機能の低下と定義され、QOL低下や生命予後不良と関連する病態である。慢性腎臓病(CKD)患者ではこの有病率が高いが、その臨床像や病態は十分に解明されておらず、現時点では治療介入法も乏しい。HIF-PH阻害薬は新たな腎性貧血治療薬で基礎的検討では筋肉量増加や運動耐容能改善が示されているが、臨床的効果についての検討はなされていない。身体機能評価、筋肉量評価、メタボロミクス解析を行い、これらデータを総合的、経時的に評価することでCKDにおけるサルコペニアの病態解明に加え、さらにHIF-PH阻害薬がもたらす影響を検討する。
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研究実績の概要 |
ESA抵抗性を呈する腎不全症例においてHIF-PHD阻害薬への切り替えが疲労感やサルコペニアにどのような影響をもたらすのかを検討し、さらにこのメカニズムを明らかにすることを研究目的とした。具体的には血液透析患者の疲労度、筋肉量、血中代謝物質・尿毒症物質の測定を行った。 本研究成果は以下の通り公表した。 Watanabe, K.; Sato, E.; Mishima, E.; Moriya, S.; Sakabe, T.; Sato, A.; Fujiwara, M.; Fujimaru, T.; Ito, Y.; Taki, F.; et al. Changes in Metabolomic Profiles Induced by Switching from an Erythropoiesis-Stimulating Agent to a Hypoxia-Inducible Factor Prolyl Hydroxylase Inhibitor in Hemodialysis Patients: A Pilot Study. Int. J. Mol. Sci. 2023, 24, 12752. https://doi.org/10.3390/ ijms241612752
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究成果を以下の通り公表した。 Watanabe, K.; Sato, E.; Mishima, E.; Moriya, S.; Sakabe, T.; Sato, A.; Fujiwara, M.; Fujimaru, T.; Ito, Y.; Taki, F.; et al. Changes in Metabolomic Profiles Induced by Switching from an Erythropoiesis-Stimulating Agent to a Hypoxia-Inducible Factor Prolyl Hydroxylase Inhibitor in Hemodialysis Patients: A Pilot Study. Int. J. Mol. Sci. 2023, 24, 12752. https://doi.org/10.3390/ ijms241612752
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今後の研究の推進方策 |
本研究成果を以下の通り公表した。 Watanabe, K.; Sato, E.; Mishima, E.; Moriya, S.; Sakabe, T.; Sato, A.; Fujiwara, M.; Fujimaru, T.; Ito, Y.; Taki, F.; et al. Changes in Metabolomic Profiles Induced by Switching from an Erythropoiesis-Stimulating Agent to a Hypoxia-Inducible Factor Prolyl Hydroxylase Inhibitor in Hemodialysis Patients: A Pilot Study. Int. J. Mol. Sci. 2023, 24, 12752. https://doi.org/10.3390/ ijms241612752 今後さらに対象症例数を増やし、観察期間を延ばすことにより検証を行う予定である。
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