研究課題/領域番号 |
22K11352
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
谷澤 貞子 藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (30308902)
|
研究分担者 |
皿井 正義 藤田医科大学, 大学病院, 病院教授 (10298531)
河合 秀樹 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (30778361)
佐藤 嘉洋 藤田医科大学, 医学部, 助教 (70731503)
井澤 英夫 藤田医科大学, 医学部, 教授 (80402569)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 急性冠症候群 / 心臓リハビリテーション / 冠動脈CT / 冠動脈プラーク |
研究開始時の研究の概要 |
心臓リハビリテーション(運動療法)は、運動耐容能を向上させることが報告されている。また、運動療法を含めた包括的リハビリテーションは、予後改善に寄与できると期待されているが、その効果は確立していない。経時的な冠動脈CTで認めるハイリスクプラークとプラーク進展は、その後、急性冠症候群を引き起こすサロゲートマーカーである。そこで、急性冠症候群の患者を対象に、心臓リハビリテーションを行うことが冠動脈CTでのプラーク進展の予防とハイリスクプラーク退縮に効果があるかを明らかにすることが目的である。その結果急性冠症候群患者において、心臓リハビリテーションのプラークへの直接的な効果と有用性を示すことができる。
|
研究実績の概要 |
本研究では、急性冠症候群の患者を対象に、運動療法を含めた心臓リハビリテーションによる筋肉量増加とそれに伴う運動耐容能の向上、経時的な冠動脈CTでのプラーク進展に影響するかどうかを調査する。 これまでに、研究計画書を作成し、患者登録を開始している。対象は、急性冠症候群(急性心筋梗塞・不安定狭心症)で入院した患者のうち、責任病変に経皮的冠動脈形成術(PCI)治療後、もしくは侵襲的治療を不要とした症例300例を予定している。患者には、冠動脈CT、身体機能評価(身長、体重、腹囲、下腿周囲長、血圧、握力、DXAによる筋肉量指数(Skeletal Muscle mass index: SMI)、BIA値(生体電気インピーダンス法)(体組成計(Inbody 770)を用いる))、CPX(心肺運動負荷検査)での評価を行い、その後、運動療法(万歩計での歩数計測、心臓リハビリテーション(運動処方)の達成の確認)を行う予定である。 本年度は、患者の検査に必要な検査機器を購入し患者登録を開始している。 来年度からは、患者の登録を継続するよていである。患者には、研究について書面で説明し、同意書を取得する。冠動脈CT、身体機能評価(身長、体重、腹囲、下腿周囲長、 血圧、握力、DXAによる筋肉量指数(Skeletal Muscle mass index: SMI)、BIA値(生体電気インピーダンス法)(体組成計(Inbody 770)を用いる))、CPX(心肺運動負荷検査)での評価を行い、その後、運動療法(万歩計での歩数計測、心臓リハビリテーション(運動処方)の達成の確認)を行う予定である。1年後に、冠動脈CT、身体機能評価、CPXでの再評価を予定している。その後、画像・データ解析を行う予定である。その結果は学会や論文で報告する予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は研究計画書の作成、検討項目を検討し、検査機器を購入した。患者登録を開始している。来年度も患者登録を継続できる見込みである。
|
今後の研究の推進方策 |
来年度も、今年度に引き続き、対象患者の登録を継続開始する見込みである。対象は、急性冠症候群(急性心筋梗塞・不安定狭心症)で入院した患者のうち、責任病変に経皮的冠動脈形成術(PCI)治療後、もしくは侵襲的治療を不要とした症例300例を予定している。患者には、研究について書面で説明し、同意書を取得する。冠動脈CT、身 体機能評価(身長、体重、腹囲、下腿周囲長、血圧、握力、DXAによる筋肉量指数(Skeletal Muscle mass index: SMI)、BIA値(生体電気インピーダンス法) (体組成計(Inbody 770)を用いる))、CPX(心肺運動負荷検査)での評価を行い、その後、運動療法(万歩計での歩数計測、心臓リハビリテーション(運動処方)の達成の確認)を行う予定である。1年後に冠動脈CT、身体機能評価、CPXでの再評価を予定している。その後、画像・データ解析を行う予定である。 その結果は学会や論文で報告する予定である。
|