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心臓リハビリテーションによる骨格筋由来マイオカイン発現制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K11371
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関大分大学

研究代表者

藤浪 麻美  大分大学, 医学部, 客員研究員 (10898125)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードマイオカイン / 心臓リハビリテーション / 心不全
研究開始時の研究の概要

1) 心リハ施行患者において特徴的な骨格筋遺伝子発現プロファイルを認めるか?
2) 同定した特徴的遺伝子プロファイルの中でマイオカインをコードする遺伝子を抽出し,その遺伝子発現量と同遺伝子がコードするマイオカインの血清中濃度との相関性はあるか?
3) 骨格筋における同遺伝子発現量と血中マイオカイン濃度は予後予測能を有しているか?
4) そのマイオカインは心筋細胞への直接的な保護効果を有しているのか?

研究実績の概要

昨年度の結果として、心不全患者と非心不全患者の骨格筋中における(抗)炎症性サイトカイン/マイオカイン濃度を比較検討したところ,アイリシンが有意差をもって心不全患者において低下していたことが判明した。更に心臓植込み型電気デバイスの違いによるアイリシンの発現量の差も比較検討し、両室ペースメーカ植え込み患者において、通常ペースメーカ/植え込み型除細動機植え込み患者と比較しアイリシンの発現が低下していたことが判明した。後者の結果に関しては、両室ペースメーカ植込み患者においては全例が心不全患者であることから説明がつく。実際の血中濃度においてもアイリシンが心不全患者において低下しているかを患者血清を用いてELISAキットによって測定した結果、アイリシンは心不全患者において低下している傾向が見られた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

患者さんのリクルートが滞っており十分なNが得られていない。

今後の研究の推進方策

徐々に患者さんのリクルートを進めて行く。アイリシンの筋肉中もしくは血清中発現量の差異が患者さんの予後予測能を有するか検証を進めて行く。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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