研究課題/領域番号 |
22K11425
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
大林 茂 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90318246)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 頸髄損傷 / 末梢神経刺激 / 脳可塑性 / 四肢麻痺 / ニューロリハビリテーション / 近赤外線スペクトロスコピー / neuromodulator |
研究開始時の研究の概要 |
頸髄損傷患者四肢麻痺は特に高齢化の進む地域での増加が顕著で,入院長期化し転帰も日常生活動作は制限され社会復帰が非常に厳しい中, 未だ効果的なリハビリテーションのエビデンスを得られていない.本研究では機能的電気刺激法と反復末梢神経筋肉磁気刺激法をハイブリッドに組み合わせた作業療法が, 従来の作業療法と比較して急性期頸髄損傷重度上肢麻痺の回復に有効であることをRandomized Control Trialで検証する.さらにその効果発現の脳内機序を近赤外線スペクトロスコピー(以下,NIRS)で探索する.本研究の推進は, 上肢機能への回復率向上と入院期間短縮、ADL拡大、社会復帰の促進に貢献できる.
|
研究実績の概要 |
頸髄損傷患者四肢麻痺は特に高齢化の進む地域での増加が顕著で,入院長期化し転帰も日常生活動作は制限され社会復帰が非常に厳しい中, 未だ効果的なリハビリテーションのエビデンスを得られていない.脳卒中上肢麻痺への標準的治療として推奨されつつあるニューロリハビリテーションは, 脊髄損傷四肢麻痺の上肢回復への効果も期待される. 本研究では機能的電気刺激法と反復末梢神経筋肉磁気刺激法をハイブリッドに組み合わせた作業療法が, 従来の作業療法と比較して急性期頸髄損傷重度上肢麻痺の回復に有効であることをRandomized Control Trialで検証する.さらにその効果発現の脳内機序を近赤外線スペクトロスコピー(以下,NIRS)で探索する. 本研究の推進は, 上肢機能への回復率向上と入院期間短縮、ADL拡大、社会復帰の促進に貢献できる.
1年目が経過し、概ね順調にランダム割付けエントリーし、実施並びに予定通り、介入前、中間、最終評価が進んでいる。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
対象患者が少ない時期もあるが、概ね予定通り進行している。
|
今後の研究の推進方策 |
途中で転院となってしまった症例もあり、情報共有並びに関連診療科との連携協力を強化し、引き続き研究推進していく。神経メカニズム解明のための脳機能画像研究もセットアップを早め、計測していく。
|